キヤノンは6月18日、デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D X」「EOS-1D C」の一部製品について、カメラ駆動機構へのグリス塗布不足により「AFが合焦しない」「撮影中にファインダーの像がぼやける」などの現象が発生する可能性があると告知した。
「EOS-1D X」
対象製品については無償での点検修理を実施する。対象となるのは、「EOS-1D X」が機番の左から6ケタ目が1/2/3/4/5/6/7であり、かつ、電池室内部にマーキングのないもの。「EOS-1D C」が機番の左から6ケタ目が1であり、かつ、電池室内部にマーキングのないものとなる。
非対象製品のマーキング(写真はEOS-1D X)。電池室内に「A」のマークがあるか、金属先端が黒くなっていれば、機番が本現象の対象でも、修理対象ではない
対象製品の点検修理は6月25日より対応を開始する。
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