雨の日は夜もまたよい。
街の灯りが水たまりに映えて昼間にはない光を見せてくれる。
たとえばこの信号機。
昼間だとこんな感じだが、信号機の赤が夜になると濡れた路面全体に反射して真っ赤になる。光がより映えるよう、マイナスの補正で。
雨の夜を楽しむには光が大事。
というわけで、夜の雨そのものを狙ってみた。
車のヘッドライトは非常に強力なので、夜の闇に雨を浮かび上がらせてくれる。それをみて「けっこう降ってるなあ」と思うこともしばしば。
歩いてたら自販機の灯りを見つけた。
自販機の灯りってけっこう広い範囲を照らすので、雨を撮れるのだ。
雨っぽさを出すにはシャッタースピードは1/10秒くらいがいいな、ということで、撮り直し。
思ったよりしっかり雨の軌跡を捉えてくれた。
雨のは雨の日にしか、雨上がりには雨上がりにしか撮れない写真を楽しむのは中々乙なもの。突然に雨に降られたら雨宿りしながらカメラを出して見るのも一興です。
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