8月末に販売開始されたキヤノンのデジタル一眼レフ「EOS 70D」が、ランキング登場の機種に比べて相対的に高価なミドルクラスながらも引き続きのランクイン。好調なセールスを続けている。一方でコンパクトデジカメは細かな順位の変動が見られる。
デジタル一眼ランキングは「DMC-GF6」(ダブルズームキット)がランク外(11位)から再登場したほかはほぼ前回と変わらず。キヤノンのミドルクラス機「EOS 70D」も好調なセールスを続けているようだ。ちなみに今回の調査期間は9月9日〜15日と9月に2回ある3連休にかぶるため、連休の行楽需要がミドルクラス機の順位を押し上げたとの解釈もできそうだ。
一方のコンパクトデジカメランキングはトップ10の顔ぶれに変化はないものの、トップ10モデルのうち8モデルの順位が変動するという結果に。各社の新製品投入ペースも鈍化しており、スマホの普及やレンズ交換式の低価格化でコンパクトデジカメそのものへの需要が低迷した結果、売れ筋が固定され、価格変動しか順位変動に影響を及ぼす要素がない状況に陥っている可能性があるとも考えられる。
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