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快適なWi-Fi、バリアングル液晶も備えた高機動一眼レフ ニコン「D5300」(3/3 ページ)

» 2013年11月06日 20時13分 公開
[ITmedia]
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 撮像素子にはローパスレス仕様の有効2416万画素 DXフォーマット(APS-Cサイズ 23.5×15.6ミリ)センサーを搭載し、連写は最高で約5コマ/秒に対応する。12ビットRAWでも約5コマ/秒の速度は落ちず(14ビットRAWでは約4コマ/秒に低下する)、十分な速度を持つといえる。

 D5300はエントリークラスながら最新の画像処理エンジンなど十分な性能を持ち、Wi-Fiによる利便性も評価できる。操作性という面では上位機のD7100やフルサイズ機のD610に劣る部分があるのは否めないが、キットレンズとして用意されている「AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR」はD5300装着時35ミリ換算27ミリ〜210ミリ相当となる高倍率ズームレンズで、約7.8倍という高倍率ながら軽量で携帯性に優れ、小型軽量&バリアングル液晶というD5300の機動力を高めてくれる。これからデジタル一眼レフを始めようと考えている人にお勧めできる1台だ。

photo キットレンズの「AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR」はズーム全域で45センチまで寄れる F5.6 1/2500秒 ISO400
photo ピクチャースタイルは「スタンダード」だが、朝方に撮影したのでコントラストの高いあざやかな赤となった F6.3 1/2000秒 ISO400
photo オートモードでどんぐりのカサ。地面スレスレの被写体を撮るのにバリアングル液晶は便利 F5.6 1/125秒 ISO1100
photo 数段絞ると四隅の流れはかなり改善される F6.3 1/1250秒 ISO400
photo AF設定をシングルポイントAFにしておくと、「i」ボタンに触れることなく十時キーで測距点を移動させることができる。小さな被写体を狙うときにはシングルポイントAFにするといい F8 1/640秒 ISO400
photo エフェクトの「HDRペインティング」 F7.1 1/200秒 ISO400
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