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投げるだけで360度撮影できるボール型全天球カメラ「Panono」発売決定

» 2014年01月08日 16時48分 公開
[ITmedia]
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 独Panonoは、上空に投げるだけで360×360度の景色を撮影できるというボール型カメラ「Panono」を、今年10〜12月に発売すると発表した。クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で1月4日までに目標の90万ドル調達を達成し、発売が決まった。価格は559ドル(日本円で約6万7000円)。

 目標達成を記念し、出資期間を1週間延長。25ドル出資すれば公式サイト上に名前を表示でき、499ドルならPanonoを1台もらえる(9月に発送)など、出資額に応じた10種類の特典を用意した。総調達額が110万ドルを超えればHDR撮影機能を追加し、130万ドルならカメラのAPIを開放し、150万ドルを達成すれば製品カラーを1色追加する。

 Panonoのサイズは直径11センチとグレープフルーツ大で、重さは300グラム。36個の固定焦点カメラ(総画素数1億800万)を内蔵し、ボールが最高点に達したところで作動、その瞬間のパノラマ写真を撮影する。撮影した画像は専用アプリをインストールしたモバイル端末にワイヤレス送信され、モバイル端末上で閲覧できる。

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