スマートカメラの「GALAXY Camera 2」は、Android OSを搭載し2012年9月に発表された「GALAXY Camera」の後継モデル。カメラ部分のスペックは変わらず、1/2.3型 約1630万画素CMOSと光学21倍ズームレンズ(手ブレ補正対応)を組み合わせている。
またディスプレイサイズも4.8インチ1280×720ピクセルと、初代モデルと同等だ。通信方式は3G/LTEモデルが無くなり、Wi-Fiのみの対応となった。プロセッサーは1.6GHz駆動のデュアルコアCPU(メーカー非公開)を搭載し、RAMは2Gバイト、ストレージ容量(ROM)は8Gバイト。本体のグリップ部分下部に2000mAhのバッテリーとSDカードスロットを搭載している。その他、初代モデルにはなかったNFCも内蔵した。OSはAndroid 4.3だ。
GALAXY Camera 2は外観にも若干の変更が加えられた。本体サイズは132.5(幅)×71.2(高さ)×19.3(奥行き)ミリで、重さは283グラム。本体カラーは初代モデルにあったホワイトに加え、ブラックが追加されている。そして最も特徴的なのが本体の表面処理だ。2013年9月に発表されたGALAXY Note 3以降、同社のスマートフォンやタブレットは背面の電池カバーを革のような風合いのデザインにしているが、このGALAXY Camera 2はクラッシックカメラの革張りのような仕上げとしている。
CES 2014に合わせて開催されたSamsung電子のプレスカンファレンスでは、SamsungElectronics Telecommunication Americaのバイスプレジデント、ナンダ・ラマチャンドラ氏が新製品を説明。「人々はタブレットを使い、今よりも多くのことができないかと考えている。そのようなタブレットのヘビーユーザーのために、PROシリーズを提供する」と今回の4モデルの投入の意味を話した。PROの意味は「Progressive」「Professional」「Productive」の頭文字でもあり、高性能なディスプレイと拡張されたハードウェア、そしてパワフルな機能を搭載した製品をPROシリーズに位置付けるという。
それを最も特徴付けているのが、各モデルが高解像度のワイドQXGAディスプレイを搭載した点だ。12.2インチモデルであれば、Webページやドキュメントを見るときに画面をピンチして拡大する必要が無くなるという。
そして新しいMagazine UXはタブレット画面上に常に最新のコンテンツを自由に配置することができる。またマルチウィンドウを使えば複数のタスクを並行して処理することが可能だ。ほかにもビジネスユースに適した「Remote PC」、20台のタブレットを接続できる簡易電子会議機能「E-Meeting」なども搭載しており、ビジネスの場でも十分戦力として活用できると説明した。
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