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マクロAF速度向上、ブラッシュアップされたタフカメラ「RICOH WG-4」

» 2014年02月06日 11時27分 公開
[ITmedia]

 リコーイメージングは2月6日、タフネス性能を備えたコンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-4」「RICOH WG-4 GPS」を3月中旬より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格はRICOH WG-4が3万円台前半、GPSを搭載したRICOH WG-4 GPSが3万円台後半。

photophoto 「RICOH WG-4」
photophoto 「RICOH WG-4 GPS」

 「PENTAX WG-3」の後継となるモデルで、“くびれ”のある特徴的なボディデザインはそのままに、カラーリングを一新。レンズ周囲に6つのLEDを配置するデザインは継承しており、LEDは撮影時の補助灯として使うほか、カメラを起動させずにLEDライトとしても利用できる。

 水深14メートルで連続2時間の撮影が可能な防水性能(IPX8、JIS保護等級8相当)、2メートルの落下に耐える耐衝撃性能、IP6X(JIS保護等級6)相当の防じん性能、マイナス10度での利用に耐える耐寒性能、100kgfの重さに耐えるタフネス性能を備え、広角端F2.0と明るいレンズの採用もあり、光量の確保しにくい水中や夜間などでの撮影に活躍する。

 35ミリ換算25〜100ミリ相当の光学4倍ズームと1/2.3型 有効1600万画素の裏面照射型CMOSセンサーの組み合わせは既存モデルから変更されていないが、AFアルゴリズムの改良によってマクロ撮影時の合焦速度が向上している。

 マクロ撮影については、1センチまで接近できるマクロ撮影機能とデジタルズームを複合させた「デジタル顕微鏡」や、自分撮りの際に検出した顔がフレームインしているかをLEDライトで教えてくれる「自分撮りアシスト」といった撮影機能は継承されている。

 撮影モードは全29種類を用意しており、シリーズ初となるシャッター優先やユーザー設定をカスタマイズ登録できる「USER」なども利用できる。「マーメイド」など水中モードでの色味については、実写データを元にした補正によってクリアな画像を得ることができる。

 RICOH WG-4 GPSはモデル名の通りGSPを搭載、加えて圧力センサーと電子コンパスも備えており、位置情報の取得や移動ログデータ保存のほか、気圧や高度、水深、方位などもカメラ前面に搭載するサブディスプレイから確認できる。

 オプションとしては粘着式マウント「O-CM1471」、自転車などにカメラを装着するバーマウント「O-CM1472」、サクションカップ「O-CM1473」などを用意する。

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