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タムロン、「世界初」の18.8倍ズーム「16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO」開発表明

» 2014年02月06日 17時40分 公開
[ITmedia]

 タムロンは2月6日、「世界初」(同社)となるズーム倍率18.8倍を実現した交換レンズ「16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO(Model B016)」の開発発表を行った。13日から開催されるCP+同社ブースに展示する。

photo 「16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO(Model B016)」

 APS-Cサイズセンサー搭載カメラ用の交換レンズで、装着時の35ミリ換算焦点距離は24.8〜465ミリ相当となる。前玉径の小型化に貢献するUXRレンズの導入や非球面レンズの配置効率化、5群移動ズーム方式の採用などによって、18.8倍という高倍率ズームレンズながらも75(最大径)×99.5(全長)ミリ、540グラムというスモールサイズを実現している。

 最短撮影距離はズーム全域0.39メートル、最大撮影倍率は1:2.9と高倍率ズームレンズながらも被写体に接近しての撮影にも対応。AFには超音波モーター(PZD)を採用するほかコントラストAFへの対応が強化され、ライブビュー撮影時のピント合わせがよりスムーズに行える。手ブレ補正機構「VC」およびフルタイムマニュアルフォーカスも備える。

 内部に水滴が浸入しにくい簡易防滴構造としたほか、外装デザインも一新された。価格および発売日は未定で、キヤノン/ニコン/ソニー用を用意する。ソニー用は手ブレ補正機構を搭載せず、製品名は「16-300mm F/3.5-6.3 Di II PZD MACRO」となる。

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