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水中で自分撮り チルト液晶搭載のタフカメラ「OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough」

» 2014年02月12日 11時00分 公開
[ITmedia]

 オリンパスは2月12日、防水などのタフネス性能を備えたコンパクトデジタルカメラ「OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough」「OLYMPUS STYLUS TG-835 Tough」を3月下旬より順次販売開始すると発表した。価格はいずれもオープン。実売想定価格はTG-850が3万5000円前後(税別)、TG-835が3万円台前半(税別)。

 「OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough」は同社タフカメラとしては初めて、自分撮り可能な180度可動のチルト式液晶を搭載。液晶を動かした状態でも防水性能に変化はないため、カメラ本体を水中に入れて液晶を水面に出す、水中で自分撮りをするなど、これまでのToughシリーズではできなかった撮影スタイルを楽しめる。

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photophoto 「OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough」

 タフネス性能は、10メートルの防水性能、2.1メートルの落下に耐える耐衝撃性能、マイナス10度の環境下でも撮影可能な耐寒性能、100kgfの耐荷重性能と既存モデル「OLYMPUS STYLUS TG-830 Tough」と同様。レンズも同じく光学5倍だが、焦点距離は35ミリ換算21〜105ミリ相当と21ミリ相当からとなり、風景や水中で活用できる。

 撮像素子は1/2.3型 有効1600万画素 裏面照射型CMOSセンサーで、同社「OM-D E-M1」にも登載される画像処理エンジン「TruePic VII」を組み合わせた「iHS」テクノロジーを実装することで、起動時間短縮、AF合焦時間短縮、連写性能といった操作の快適さを実現している。

 撮影機能としては7種類のアートフィルターのほか、最大99枚までを撮影できるインターバル撮影機能、最大360度のパノラマ撮影機能、240/120fpsのハイスピード動画撮影機能、電子納品のCALAに準拠した画像サイズで撮影する「CALS+モード」などを備える。

 「OLYMPUS STYLUS TG-835 Tough」は背面液晶がチルト式ではなく固定式になっているが、GPSと電子コンパスを搭載しており、“旅カメラ”のニュアンスが強い製品。。1/2.3型 有効1600万画素 裏面照射型CMOSセンサーに35ミリ換算28〜140ミリの光学5倍ズームレンズを組み合わせる。カラーはブルーとシルバーの2色となる。

photophoto 「OLYMPUS STYLUS TG-835 Tough」

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