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自由な映像表現を可能とする撮影機材をピックアップCP+ 2014

» 2014年02月17日 11時00分 公開
[mi2_303,ITmedia]

 ニッシンブースには、単三形乾電池を使うストロボとしては「世界最小」(同社)をうたうコンパクトな製品「スピードライト i40」が展示されている。ガイドナンバーは35ミリ撮影時に27、105ミリで40。ニコン・キヤノン・ソニー・フォーサーズ用の発売が予定されており各社のTTL調光に対応する。ブースには、富士フイルムXシリーズ用の参考展示も行われていた。

photophotophoto 発光ヘッドの回転が可能なコンパクトストロボ「i40」(写真=左)設定が分かりやすい2つのダイヤル操作(写真=中央)富士フイルムのXシリーズ用も参考出品されていた(写真=右)

 GoProブースには人気のアクションカメラ「HERO3」の最新モデル「HERO3+」シリーズが展示されている。従来機よりも軽量コンパクトとなったという。ハイエンドの「HERO3+ BLACK EDITION」は4K(15、12.5FPS)動画撮影に加え、新たに超広角「SuperView」モードを搭載。シーンによっては上下のカットが少ない4:3モードで運用するのも良さそう。

photophoto 様々な場所に取り付けられたHERO3(写真=左)本体だけではなく豊富なアクセサリーもパッケージ入りで展示されていた(写真=右)

 一風変わった展示品でインパクトがあったのが、DJIブース。こちらは空撮が可能となるフラングカメラ「Phantom 2」。GoProのHERO3で撮影するこのキットは、初心者でもコントロール可能な製品。ヘリの傾きに対して内蔵のジンバルが常に水平を保つため安定した映像となる。

photophotophoto HERO3に対応したPhantom 2セット(写真=左)ローターの起こす風を体感できる飛行デモ。ランプの色はバッテリー残量表示。緑4つで100%とのこと(写真=中央)映像はWi-Fi接続のiPadでモニタリングできる(写真=右)

デジタル一眼レフカメラを搭載可能な製品の展示も行われており、こちらは複雑な操作が可能で上級者向けということだった。まるでロボットのようなインパクトのある展示に多くの来場者が足を止めていた。

photophoto デジタル一眼カメラを搭載可能な「Spreading Wings」シリーズ(写真=左)、パナソニック「DMC-GH3」を搭載した展示。ジンバルでカメラは常に平行を保つ(写真=右)

 マンフロットブースでは、LEDライトや三脚などを装着可能なiPhone用バンパー「KLYP」の新製品「KLPY+」を展示。既存製品がケースタイプだったところをバンパータイプに変更、別売オプションにはLEDライトのほか、ポートレート用の1.5倍望遠レンズ、風景撮影用の0.68倍広角レンズ、半球状の盛り上がった画像を得られる0.28倍魚眼レンズの3つをセットしたレンズアダプタも用意される。

photophoto 「KLPY+」(写真=左)、一時は品薄になったトラベル三脚「Befree」(写真=右)

photophoto GoWingのレンズ交換が簡単にできるレンズホルダー。バッグなどに固定できる両面のレンズリアキャップのような形状で反対面にレンズを取り付けてレンズ交換ができ、撮影の即戦力になりそうだ
photophoto 自由に置ける近代インターナショナルのボールポッド(写真=左)センサーなどのカメラ内部の汚れを吸い込んで落とすエアーバキューム(写真=右)

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