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» 2014年02月20日 10時20分 公開

今日から始めるデジカメ撮影術:第173回 テーブルフォトと光の関係(焼きたてパンを上手に) (2/3)

[荻窪圭,ITmedia]

レンズは寄れる中望遠がおすすめ

 撮影する場所と角度を決めたら次はレンズの選択。レンズで写り具合はまったく変わる。分かりやすい例をひとつ

photo 広角で撮影
photo 中望遠で撮影

 広角で撮ると、手前のものがゆがんで写る(形がきれいに出ない)、背景が広く写るので部屋をきれいに片付けておかないと何かと余計なものが写り込む、というデメリットが現れる。

 望遠にすると背景が大きくぼけて形がきれいにみえるのだが、その分離れて撮らなきゃいけないので、部屋が広くないと難しい。まあ、広くて明るくてきれいなリビングに住んでいる人は頑張って下さいという卑屈モードで終わり。

 35ミリ換算で、70〜120ミリくらいが良い感じかと思う。望遠にするとピントの合う範囲が狭くなる。つまりボケやすくなるわけで、全体にピントを合わせたいときはF8とかF16とかに絞るべし。

 逆にポイント以外をふわっとぼかしたいときは、めいっぱい、F2.8くらいに開ける。このときはどれを主役にするかはっきりさせて、どこにピントを合わせるか決めるべし。

photophoto 絞りを開けて撮った例。どこ(なに)が主役かをはっきりさせたいときの方法

 ふわっと明るく軽く撮りたいときは露出をプラス目にして絞りは開放に。キリッと撮りたいときは明るくなりすぎないよう注意して絞り込むという感じで。

photo F1.8(マイクロフォーサーズ)で少しプラスの露出で
photo F16(マイクロフォーサーズ)まで絞り込んで抑え気味の露出でキリッと。

 あとはどこからどこまでピントを合わせるか。これは絞り値を変えながら撮り、拡大再生してどこまでピントがあってるかチェックして、ってやるのがいいかな。

photo F1.8。ほんとにさきっちょにしかピントが合ってない
photo F4。少しピントの合う範囲が広がって、馬だってことがわかるようになった

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