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4K動画撮影可能な「α7S」海外発表 最高ISO感度 ISO409600

» 2014年04月07日 10時31分 公開
[ITmedia]

 米ソニーは4月6日(現地)、4K動画撮影可能なミラーレスカメラ「α7S」を発表した。価格および発売日は未定。

photo 「α7S」

 35ミリフルサイズ(35.6×23.8ミリ)のExmor CMOSセンサーを搭載したEマウント機で、有効画素数は1220万画素とα7の2430万、α7Rの3640万画素から大きく変更されており、同時に、ISO感度はISO50〜ISO409600(動画撮影時設定、拡張設定含む)と大きく拡張されている。なお静止画撮影時のISO感度はISO100〜ISO102400(拡張設定時ではISO50〜ISO409600)となっている。

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 画像処理エンジンは「BIONZ X」を採用しており、動画圧縮形式はXAVC SとAVCHD、MP4に対応。最大で3840×2160ピクセルの4K動画を撮影できる。また、24p/30p(25p)時にはビニング(複数ピクセルのデータを擬似的に合成する技術)なしでの全画素読み出しが可能となっている。ただし、4K動画については本体にセットするメモリカードへの記録は行えず、HDMI接続した外部録画機器への出力となる。

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 AFはコントラストAFで測距点は25点、−4EVの低輝度環境でも合焦する。EVFには約240万画素/0.5型のOLEDパネルを搭載しており、背面液晶は3型TFT(92万画素)のチルト式を備える。Wi-FiとNFCも搭載する。シャッタースピードは最速1/8000秒。本体サイズは126.9(幅)×94.4(高さ)×48.2(奥行き)ミリ、489グラム(バッテリー、メモリカード含む)。

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