晴れた日の屋外展示動物ならいいが、面白いヤツは室内の暗い館にいたりするのである。そのために明るい単焦点レンズを1本用意すること。F1.4とかF1.8とか。それはもう欠かせない。
それから、屋内でも屋外でも動物を撮るときの鉄則なんだけど、動物のためにストロボはオフにしておくこと。オートにしておくとやたらストロボをたきたがる機種もあるので、そこは責任を持って発光禁止にしておくべし。
暗いからといってシャッタースピードは落とさない。
ISO感度をめいっぱい上げてもいいから、シャッタースピード優先にして、1/250秒以上のスピードは確保するべし。そうしないとこうなります。使ってるカメラが違うので写りが違うのはまあ目をつぶって、被写体ぶれだけみてくださいませ。
この違いは大きい。
さらにここでも連写は有効。手ブレや被写体ぶれしてないカットの確率を上げるための連写と思っていい。
それにしても、リンゴスティックをかじりながらじっとガラス越しにこっちを見る姿がかなりラブリーでしたよ。
ちなみにこのガラス越しの写真、こんなスタイルで撮っております。
なぜこんなことをするかというと、これがないと背中にある窓からの光がガラス面に反射してこうなっちゃうからですな。
中央にレンズ用の穴が空いた、よしみカメラの「忍者レフ」という製品。これをつけてガラス面に近づくとめちゃ有効です。畳めばバッグの隙間にさくっとはいるのでひとつもっておくと何かと便利。
室内編、最後はコウモリ。
外光が入る場所だったのだけど、うまいこと羽を布団のように使ってまぶしさを抑えて寝ておりました。
普通に正面から撮ると分からない。
でもちょっと角度を変えてやると、実はこんな風にうまく丸くなっていたことが分かるのだ。
こっちの方がコウモリっぽさが出てる。
で、寝てるところだからシャッタースピードは落としてもいいだろうと油断してたら、いきなりあくびかまされました。
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