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「EOS Kiss X5」から「X7」への首位交代が近いかデジタルカメラ総合販売ランキング(2014年5月12日〜18日)(1/2 ページ)

» 2014年05月26日 15時19分 公開
[ITmedia]

 GWも終わり新製品の登場も少なく、動きの少ないランキングとなっている。ただ、ロングヒットを続けているキヤノン「EOS kiss X5」がいよいよ「EOS kiss X7」へその座を明け渡しそうな予感が漂う。

photo 「EOS kiss X7」

 「EOS kiss X5」といえば、デジタル一眼レフにおいてここ数年では最大のロングセラーと言ってもいいモデル。2011年2月発表と既に3年以上が経過しているものの、APS-Cサイズ/有効1800万画素CMOSセンサーにバリアングル液晶、言葉にあわせた仕上がりになるよう、ホワイトバランスや露出などが自動補正される「表現セレクト」など充実の機能を誇り、いまでも十分な魅力を備えている。

photo 「EOS kiss X5」

 そして現在、キヤノンのEOS kissシリーズとしては最新型が「EOS kiss X7」「EOS kiss X7i」が登場しており、前者は小型化を進めたモデル、後者は高機能化を進めたモデルと位置づけられている。ただ、いずれも価格面ではEOS kiss X5と大きな隔たりがあり、後継として投入されていながら世代交代は進んでいなかった。

 ただ、徐々にEOS kiss X7の価格が低下しており、5月半ばではダブルズームキットで7万円台半ば、ベーシックなレンズキットで6万円ほどとなっており(5月26日午後時点でのAmazon.co.jpでの価格はダブルズームキットが7万1447円、レンズキットが5万5913円)、EOS kiss X5との価格差が1万円前後まで縮まっている。

 EOS kiss X5についてキヤノンの製品サイトではまだ在庫僅少や出荷完了といった表記はなされておらず当面の間は併売になるが(中級機「EOS 60D」は「在庫僅少」の表記がなされている)、なにぶんX5は登場から3年以上経過したモデルであり、後継の実売価格が下がれば、徐々に世代交代が行われるはずだ。

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