別の日も雷撮影に挑戦してみた。今度は違う方角で。シャッタースピードは10秒で絞りはF11。ISO200である。この日は雷は地上に落ちず、雲の中を何度も駆け抜けていた。
こういう写真を見ると、昔の人は横に駆け抜けた稲光を見て、龍を夢想したのだろうなと思わざるを得ない。
この日は12枚撮影した。10秒を12枚なので120秒分シャッターを開いていたことになる。そこで撤収。
実のところ、雷を撮るだけならややこしいテクニックはいらないのである。花火撮影の延長線上で考えればいい。「いつどこに打ち上がるかわからない」なのがやっかいなのだけど、そこは空の様子を見ながら。明らかに雷が落ちそうな場所(高いビルの避雷針とか)があれば狙ってみるのも面白い。
ダメモトで挑戦してみるのも乙かと思う。
ちなみに、こういう雷撮影で重要なのは、撤収のタイミング。うまく撮れても撮れなくても、雷が近づいてきたり雨が強くてカメラがぬれはじめたりしたら撤収すること。
当たり前だけど、大事です。
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