「LlNE CAMERA」は汎用のカメラアプリなんだけど、イマドキのアプリらしく、というかLINEのユーザー層を反映してか、プリクラ的な機能が満載なので取り上げる。
まずカメラロールから写真をピックアップし、「ビューティー」か「編集」かを選ぶ。
もちろん「ビューティー」である。
すると自動的に美肌処理がかかる。美肌化はもうデフォルトでかかるのだ。明るさと滑らかさは微調整可能だ。
LINE CAMERAのビューティー機能は左下にある「顔アイコン」がミソ。これをまずタップして、目口顎の位置を調整する。ある程度自動で選んでくれるので、微調整するだけでよい。
この先が面白い。メニューから「顔」を選ぶと、小顔にしたり、顔の左右のバランスを調節したりできるのだ。芸が細かい。もともと細い顔だったら小顔効果はかけすぎない方がいいけど、顔が丸かったりアレだったりする人はぜひ。
もちろん目もいじれる。メニューから「目」を選ぶべし。
面白いので目をデカくしてみた。デカ目。
やりすぎると宇宙人みたいになるけど、最近のプリクラ写真はみんな宇宙人になっているから、宇宙人になっていいのである。
もともとくりっと大きな目の女子が「プリクラで撮るとさらに目が大きくなるから困る」と嘆いてたのを思い出す。
「タッチ補正」はさらなる微調整。指でディテールを変えられるのだ。
ちなみに胸もでかくできるらしい。今回は胸元が写ってないので試さないけど。小鼻機能だけ使ってみた。
スキンケアは目の隈をとったりニキビをけしたり。終わったら保存。
サムネイルでどのくらい変化したか、なんとなく見せてくれるのがいい。
そして結果がこちら。
さすがLINE。美肌のみならず簡単にデカ目とか顔のスリム化とか、いろいろできるのが面白い。
今までの4つは日本っぽい、というかアジアっぽいぽいというか、プリクラ文化から出てきたアプリだった。
「Facetune」はちょっと違う、たぶん米国製。日本のとはどこが違うのか。まず、自動ではなく、半マニュアルみたいな感じ。美白や美肌は自分で指で顔をなぞって処理するのだ。
美白したら……ちょっと不気味な白になってしまった。
さらに「形を整える」も自分で指でなぞって目を大きくしたり小顔にしたりする。
うーむ。細かく調整できるけど、日本のプリクラ系アプリに比べるときれいに仕上げるのが難しい。
そのへんに文化の違いが現れるんだなあ。いやはや面白い。
最後は自分撮り専用アプリ。自分撮り専用なのでわたしが自分を撮るしかない。
そこで、なるべくキモくならないように撮ってみた。
実はこれ、目や口をリアルタイムで加工してくれるのである。アニメ目にしてくれるとか、モザイクしてくれるとか、いろいろ遊べそうです。
と、最後にちょいとお見苦しい、というか不審者な絵をお見せしたところで、お粗末様でした。
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