さまざまな「写真展」を随時案内していく本コーナー。今回は新宿コニカミノルタプラザで、2014年7月5日から開催予定の森田城士写真展「縁の色」を紹介する。
海辺の光景からおぼろげな輪郭を捉えようと写真を撮った。
作品をまとめて感じるのは、色を追っていた事。
はじまりは青だった。フォト・プレミオで展示をさせて頂いた作品は総じて青い写真であった。
あれから10年ほど、本州、四国、九州、北海道と、ただひたすら海辺の光景を求めて車を走らせた。
走る距離と、写真の枚数を重ねるほど、より一つの映像イメージになっていった。
色を追っていたはずだったが、結果、見ていたはずの色はほとんどなくなり、単一な、淡い、極端に色味の少ない写真になった。あたかもモノクロームから錯視によって色が知覚できる「ベンハムの独楽(こま)」とは逆の事がおきた様だった。
これは磨り潰し、練り合わせた感覚の中で見つけた、海辺の光景30点です。
展示作品:カラープリント 508×610mm 約30点
名称 | 森田城士写真展「縁の色」 |
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開催期間 | 2014年7月5日(土)〜7月14日(月) |
開館時間 | 10時30分〜19時(最終日15時終了) |
定休日 | 無休 |
入場 | 無料 |
会場 | コニカミノルタプラザ ギャラリーC |
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