さまざまな「写真展」を随時紹介していく本コーナー。今回は新宿ニコンサロンで、2014年7月15日から開催予定の熊野寛喜写真展「地上の欠片」を案内する。
単純なコンクリートは、75パーセントが砂や砂利、15パーセントは水、10パーセントがセメントという割合で調合される。
世界的なコンクリートの需要は膨大で、地球上で水の次に消費量が多い物質であり、ダンプカー4億台分以上(年間)に相当する量のコンクリートが建設現場へと運ばれる。そして高層ビル、ダム、橋や高速道路などを造り上げ、私たちの暮らす環境の基盤を支えている。
本作品は、被写体である砂、砂利、泥や水から創造世界を創り上げる。一方、どれだけ創造性を持つ写真だとしても、写真である限り現実から切り離すことはできない。
作者は、「現実」と「非現実」の往復行為を繰り返す中で、作品の制作を行った。
名称 | 熊野寛喜写真展「地上の欠片」 |
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開催期間 | 2014年7/15(火)〜7/21(月) |
開館時間 | 10時30分〜18時30分(最終日15時終了) |
定休日 | 無休 |
入場 | 無料 |
会場 | 新宿ニコンサロン |
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