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» 2014年09月02日 11時00分 公開

A3ノビの最上位フォト機も:エプソン、「カラリオ」プリンタ14年秋冬モデル――大画面化、印刷フローの自動化、女性向け小型プリンタ登場 (2/2)

[ITmedia]
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女性向けの新設計コンパクトプリンタ投入

新開発のA5対応コンパクトプリンタ「PF-70」

 今回からカラリオシリーズに加わる「PF-70」は、女性向けに小型ボディ、多様なメディアへの対応、さまざまなデバイスからの印刷を追求した新開発のコンパクトプリンタだ。発売日は10月下旬、実売価格は2万円前後の見込み。

 本体サイズは248(幅)×176(奥行き)×85(高さ)ミリ。従来機種の「E-370(カラリオミー)」と比較して体積比約60%、「EP-806A(A4複合機)」と比較して体積比約20%の小型化を実現した。インタフェースはUSB、無線LAN(Wi-Fi Direct対応)、PictBridge、SDメモリーカードスロット、赤外線通信機能を備える。

 A4サイズには対応しないが、カード〜2L判、A5普通紙に加えて、背面給紙ユニットの使用でロール紙にも印刷できる。厚紙は最大0.6ミリまで扱える。合わせて、光沢/普通紙のロールシール紙、A5サイズ(24穴)のフォトブック用セットも販売するほか、ロール紙専用のスマホアプリにより、子供向けのお名前/写真シール、宛名/多目的/デコレーションシールのダイレクトプリントが可能だ。

 液晶モニタのサイズは2.7型。プリントエンジンは染料4色の一体型インクを採用し、最小インク滴は2ピコリットル、印刷解像度は5760×1440dpiだ。L判1枚あたりの印刷速度は約30秒。

ロール紙と写真の印刷イメージ
キーボードが付属する小型はがき/フォトプリンタの「E-850」

 カラリオミーシリーズの「E-850」は、専用キーボードが付属し、PCなしで年賀状作成が行える「宛名達人」シリーズの新モデル。「E-840」の後継となるコンパクトプリンタだ。発売日は9月18日、実売価格は5万円台前半の見込み。

 はがき印刷用の素材は従来より1117種類増え、計5047種類(十二支などはがき用テンプレ1511種、イラストパーツ3476種類、ディズニーテンプレ60種類)となった。宛名面の飾り付け機能も用意し、こちらは74種類の素材から選べる。

 プリンタ部はインクが4色染料一体型、解像度が5760×1440dpi、最小インク滴が2ピコリットル、L判写真の印刷速度が約30秒だ。PC用のUSB、外部機器接続用のUSB、メモリカードスロット、赤外線通信も備える。本体サイズは235(幅)×192(奥行き)×158(高さ)ミリ。

黒深度がさらに深くなったA3ノビ対応フォトプリンタ

A3ノビ対応フォトプリンタの最上位モデル「SC-PX5VII」

 プロセレクションシリーズの「SC-PX5VII」は、A3ノビ対応フォトプリンタの最上位モデル。2011年2月に発売された「PX-5V」の後継となる。発売時期は11月下旬、実売価格は9万円前後の見込み。

 顔料粒子の約1.5倍増量によって黒深度が深くなり、モノクロ/カラーの階調性が高まった「Epson UltraChrome K3インク」を採用。樹脂コーティング層を厚くすることで、見る角度や光源によって印刷が虹色に反射する現象(ブロンジング)を低減している。フレームの剛性を約12%高めることで、より安定した紙送り精度と正確なインク着弾を実現した。

 Photoshop/Lightroom専用プラグインとして、テンプレートレイアウト、モノクロ写真プレビュー、カスタムメディア登録の機能を備えた新アプリケーション「Epson Print Layout」も用意。また、測色作業の時間を大幅に軽減し、エックスライトの測色器「ColorMunki」にも新たに対応したカラーマネジメントソフト「Epson ColorBase 2」を備える。

 各色独立式のインクシステム(マットブラック、フォトブラック、グレー、ライトグレー、シアン、ライトシアン、ビビッドマゼンタ、ビビッドライトマゼンタ、イエロー)を採用し、最小インク滴は2ピコリットル、解像度は5760×1440dpiだ。A3ノビの印刷速度は約153秒。

 液晶モニタは2.5型から2.7型に大画面化。タッチパネルを備え、フリック操作にも対応した。操作パネルはチルト機構により、見やすい角度に調整できる。無線/有線LAN、手差し1枚の前面給紙、光ディスクレーベル印刷、自動電源オフなどの機能を持つ。本体サイズは616(幅)×369(奥行き)×228(高さ)ミリだ。

スマホアプリと連携したコピー機能をアプリで提供

 スマートフォン/タブレット/クラウド連携の機能「Epson Connect」も強化した。

 スマートデバイス用のアプリとしては、前述のPF-70専用ロール紙アプリ「Epson マルチロールプリント」に加えて、カメラで撮影した原稿を台形補正してプリントできる簡易コピー機能アプリ「Epson カメラでコピー」を新たに用意した。

 従来からあるアプリも機能を追加している。「Epson iPrint」には本体にセットされた用紙情報を読み取ることでの印刷ミス防止機能、「Epson Creative Print」にはフォトブック印刷機能、「3DフレームPrint」には角度を変えることで文字が浮かび上がる機能が加わった。

 スマートデバイスとの接続面では、Wi-Fi DirectとWi-Fi(インフラストラクチャ)の併用に対応し、来客時にはWi-FiのSSIDやパスワードを知らせることなく、Wi-Fi Directでプリンタを開放するなどの使い方ができる。

 PC用ドライバの対応OSはいずれもWindows XP/Vista/7/8/8.1、Mac OS X 10.6〜10.9だ。

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