さまざまな「写真展」を随時案内していく本コーナー。今回は神田小川町のオリンパスプラザ東京で、2014年9月25日から開催予定の佐藤敬久写真展「KATHMANDU BAZAAR」を紹介する。
ネパールの首都カトマンズは街全体がバザールのようだ。いたるところで生活に必要なありとあらゆる物が並べられ、いつもたくさんの人で賑わっている。
大きな市場ではネパール中から集まってくる野菜や果物やスパイスがうずたかく積まれ、あちらこちらで熱を帯びた客とのやりとりが展開されている。子どもの姿も見かける。店番をする子、ジュースを売り歩く子、客の買った野菜を運ぶ子が大人と一緒にたくましく働いている。路上の片隅では、畳一枚ほどのシートを広げ手のひら一つほどのトウガラシの山を並べたおじさんが佇んでいる。絶えることのない人混みの中を、籠や天秤棒を担いだ人、自転車にリンゴやバナナを満載した人、長い棒におもちゃをくくりつけた人が通り過ぎていく。
私は少しワクワクしながら、まるで縁日の露店をひやかすように、古くから続くバザール歩きを楽しんだ。
出展作品数:カラー 約40点
名称 | 佐藤敬久写真展「KATHMANDU BAZAAR」 |
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開催期間 | 2014年9月25日(木)〜10月1日(水) |
開館時間 | 10時〜18時(最終日15時終了) |
定休日 | 日曜、祝日 |
入場 | 無料 |
会場 | オリンパスプラザ東京 |
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