マニュアルフォーカス機能を使いたい人は「Manual Cam」というカメラアプリがお勧め。
その名の通り、マニュアル撮影に特化したカメラアプリなのだけど、マニュアルフォーカスが使いやすいのだ。
下にISO、シャッタースピード、ホワイトバランス、フォーカスとiOS 8で新しく使えるようになった機能が4つ並び、左下に大きなダイヤルがある。
この4つのどれかをタップすると、ダイヤルがそれに応じた機能になるのだ。要するに、ISO感度を変えたいときはISOをタップしてダイヤルを回す。ホワイトバランスを変えたいときはWBをタップしてダイヤルを回す。
もう一度タップするとオートに戻るので、いじりたいところだけいじればよし。慣れると使いやすい。
マニュアルフォーカスしたいときは、FOCUSをタップしてダイヤルを回す。すると中央部が自動的に拡大して細かくピント合わせができる。拡大してくれるところがよいのだ。
さらにピントを合わせたい被写体の上で指を上下にスライドさせてもピント調節できるので、それを覚えれば画面上のどこにでも合わせられる。これはよい。
そもそもiPhoneのカメラって指でタップしたところにピントが合うじゃん、と思われるかもしれないけど、「近距離にある小さなものだとうまく合わなくて背景に抜けちゃう」ことがあるのだ。たとえば花を撮るときとか。
そんなときにこのマニュアルフォーカスは有効なのだ。
室内のテスト写真ばかりでもアレなので最後にちょろっと実例を。
というわけでこれ。
紅葉の季節はよくこういうのを撮りたくなるよね。でも色がきれいじゃない。ちょっと乾いた感じがする。もっといえば、実際に目で見た印象より微妙に青っぽい。
実はホワイトバランスがちょっとずれてるのだ。紅葉ってそういうことあるから注意。
で、AWBというところをタップして「色温度」画面を出して合わせてやる。基本的に色温度を下げると写真は赤みが出てくる。
太陽光に合わせてみたのがこちら。
一応、旬ってことで紅葉ネタで締めてみました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR