再生時に画面をタッチすればその場で好きなところにピントを合わせられるし、iPhoneを使えばWi-Fiを経由してその場で公開できるわけだが(Android版は今のところない)、LYTROならではの機能をしっかり楽しむにはPCが必要となる。
専用アプリ「Lytro Desktop」はデータの読み込みから調整、出力までこなしてくれる必須アプリ。ざっとスクリーンショットでどうぞ。
そして肝心な「調整」機能。元々がRAWデータなので、「フォーカスを含めた現像処理」となる。ホワイトバランスか階調の調整、トリミングなどはいいとして、LYTROならではなのが「絞り」と「フォーカス」。
ではエビのしっぽにピントを合わせて、絞り値を変えてみる。絞り値はF1からF16まで。リアルに絞り値を変えるわけじゃなくて、F1相当からF16相当まで被写界深度を変えられるという意味だと思っていい。
ただ実際の絞り値はF2なので、F1はデジタル的に作り出したもの。ちょっと不自然になる。
そして絵が決まったらそのままJPEGやTIFFで出力できる。
写真メニューから「投稿」を選ぶと、LYTROのサーバーにデータがアップされ、Web上でユーザーが自由に見ることができる。
という具合だ。ちなみにこちらのURL(http://lyt.ro/rub1c)で現物を見られます。
「動画」機能は、LYTROならではのデータを使い、パンしたりフォーカスを変えたりというちょっとした動画の生成。
最後の「プレゼン」はフルスクリーンでプレゼンするための機能。3D表示にも対応する。
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