さまざまな「写真展」を随時案内していく本コーナー。コニカミノルタプラザで、2015年4月11日から開催予定のサクガワサトル写真展「A Sign Bar」を案内する。
米軍基地移設やオスプレイ配備などの問題で揺れる町、沖縄・普天間。
その土地で40年以上に渡り、営業を続ける「A Sign Bar シンディー」。Aサインとは、本土復帰前の沖縄で米軍公認の飲食店・風俗店に与えられた営業許可書で、Aサインを掲げる店はたくさんの米兵達で賑わっていました。
そんな「A Sign Bar シンディー」のママを本当の母のように慕い店に通う若い兵士達は、戦場に行く前に1ドル札にメッセージを書き、必ず生きて帰ってくるという想いを込めて、シンディーの壁や天井にその1ドル札を貼り、戦地へと旅立って行きました。
今も多くの米軍関係者や地元客で賑わうシンディー。そのシンディーとママを通して今の沖縄を見ると、また違う側面が見えるのではないかと思い、私もまたシンディーへ通っています。
名称 | サクガワサトル写真展「A Sign Bar」 |
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開催期間 | 2015年4月11日(土)〜4月20日(月) |
開館時間 | 10時30分〜19時(最終日15時終了) |
定休日 | 期間内無休 |
入場 | 無料 |
会場 | コニカミノルタプラザ(ギャラリーA) |
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