なお、ボディサイズは、同社のエントリー向け一眼レフ「D5500」より高さも幅もデカい。重さも撮影時重量で約899グラム(つまり約900グラム!)と1/2.3型センサー搭載機としてはヘビー級だ。
価格も他社の60倍ズーム機に比べるとちょっと高め。
まあこのカメラを日常のスナップ用の持ち歩く人はいないわけで、やはり1000ミリ相当以上の超望遠写真を撮りたい人がターゲットであるから、無理に軽く小さくするよりは、ある程度しっかり構えて撮れるボディにしたのは正解だ。その辺を加味すると、このハイエンドコンデジに近い価格も安く見えてくる。
バッテリーもUSB充電できる(microUSB端子なのでコンビニに売ってるケーブルでも……たぶん可)ので、撮影途中にバッテリーの残量が厳しくなってもモバイルバッテリーで対応できる。
それにしても、2000ミリ相当はすごい。ここまで寄って撮れるとなると、普通のカメラとは別の楽しみ方が出てくる。月や鳥といった遠くのものを撮るのはもちろん、なんてことない風景も、2000ミリでぐわっと寄ると予想外のものが撮れたりするし、超望遠ならではの圧縮感を利用した描写も楽しめるわけで、なんともスゴいカメラでありました。
ここまで突き抜けちゃうともう感嘆しかありません。
高感度チェック用にISO200から6400まで。1/2.3型センサーなのでISO400くらいからざらつきがめだちはじめるが、ISO800までは使えそうな印象。被写体によってはISO1600もいけるかも。
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