日中の森林や、ぽかぽか暖かい縁側など、普段過ごしていて気持ちよい光を感じる場所ってありませんか? そんな柔らかい光が差し込む、気持ちのよい場所がハイキー写真の撮影ポイントになります。
露出補正を+1EV前後(場合によってはそれ以上)にして、光を逆光とハイキーで捉えることで、同じ緑でもやさしい色のグラデーションを作り出すことができ、見ていて心地のいい、やさしい色を写し出すことができるのです。緑一色の世界もいいのですが、もう1色プラスすると差し色が効いて、さらに優しい雰囲気の写真に仕上がります。
さまざまな色をテーマに撮影することでパステル調やライトトーンなど、心暖まる写真が撮影できます。「この色いいな!」っと思ったら、通常の撮影のワンアクセントとしてハイキー写真を活用してみると、色で感性に伝わる写真が撮影できるかもしれません。機会があればぜひ試してみてください。
MAKOTO TSURUTA(つるた まこと)
元『週刊ゴング』カメラマン。スポーツで写真を学び、その後メーカー担当として首都圏量販店に常勤し、一眼レフカメラの販売を担当。現在Webプロモーションを得意とする活動の傍ら、写真をさらに楽しむコンテンツサイト「PHOTOWORK」http://photowork.jp/を運営中。個人サイトはhttp://one-cut.net/
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR