前回はヨドバシカメラ新宿西口本店の10カ所以上に分散している売り場やビルをざっくりとご紹介しました。今回はデジカメプラス読者の皆さまが一番興味がありそうなカメラ・写真関係の売り場を中心に、ぐるり巡りながらご案内していこうと思います。とはいえ、これまたあっちこっちにあるわけでして……。迷わないようについて来てくださいませね〜!
ご存じ一番大きなビル、マルチメディア館。東館の1階にデジカメ売り場があります。あるんですが実はここはコンパクトデジカメと一部のミラーレス一眼のみ。一眼レフを見たい人はここではありませんの。で、こちらのフロアには中央のデジカメ売り場を取り囲むようにメモリーカードやカードリーダー、充電式バッテリーなどのカメラ必須アイテムが充実しています。そのほかにもアクションカムのアクセサリーや防水ハウジング、ストラップや自撮り棒、「チェキ」のコーナーもあったりして、旬のトレンドが並ぶ楽しいフロアになっていますよ。
マルチメディア館1階には置いていなかったデジタル一眼レフや交換レンズがずらりと並んでいます。交換レンズの数は圧巻で、しかも高級なレンズが惜しげもなく置かれていることがさすが!と思いますわ。もちろん自分のデジカメを持っていって、その場でレンズを装着しての試し撮りが可能。双眼鏡やビデオカメラ関係もこのフロアになります。
エレベーターを使ってもいいのですが、なかなか来ないことが多いので階段を使って上がってみましょう。階段の壁は所狭しとイベント情報や写真展の案内などが貼られているので要チェックです。さて2階はデジタル一眼レフ、交換レンズ、ストロボやフィルターなどのアクセサリーなどを取り扱っています。1フロア上がっただけでぐっと落ち着いて本格的な雰囲気に。本気で買いたい人がじっくり選んでいるという感じの売り場ですの。
こちらは主にプロ機材が置いてあるフロア。大判・中判カメラ、照明機材、露出計、天体望遠鏡や背景紙などがあります。ますます専門的なものばかりの空間になってきましたよ。
4階は三脚や一脚、雲台やレリーズ、防湿庫やドライボックスなどがあるフロアになります。入ったとたんビビっちゃうくらいたくさんの三脚が並んでいて、この中からどれか1つを選ぶなんて出来そうにないですわと思いますが、そういう時は店員さんがやさしく丁寧にアドバイスをしてくださるのでご安心を。
こちらはカメラバッグコーナーです。“新宿一のバッグ売り場”とうたっているだけあってかなりの品ぞろえ。ここはわたくし時々ふらりと来ることがあるのでなじみのあるフロアですの。ショルダータイプやリュックタイプ、アルミケースなど、いろいろなカメラバッグがあって見ているだけでも楽しい! 普段使いのバッグをカメラバッグに早変わりさせてくれるインナーケースの種類が豊富でありがたいんですの。
最上階フロア、こちらは現像・暗室用品を取り扱う売り場です。ここまで来ると私には「一体コレは何に使うモノですの?」というものがたくさんありますが、必要な人には必要なものなのであります。
忘れておりました!カメラ総合館には地下もありますの。アルバムやフォトフレーム、写真台紙や額縁などが品数豊富にそろっています。「へぇ〜! 今はこんなのものあるんだ」と新しい発見があるフロアだと思うので、ぜひ足を運んでみて下さい。撮るだけじゃなくって見せるって大事ですものね。紙のいいにおいがして落ち着きますよ。
このように写真総合館は“カメラ・写真に関するモノはこのビルに行けばあるぞ!”という超濃厚なビル。ここはマルチメディア館と比べてそんなに大きくないビルなので、地下から6階までぐるっと見てもそれほど疲れないはず。ぜひ探検してみてくださいませね。
さて、カメラ・写真関係は、ほかにも売り場がございます。修理・フィルム館とそのお隣のプリント館です。1階のフィルム売り場の奥にはこじんまりとした写真関係の書籍コーナーがあって、これが意外と便利! カメラ月刊誌の最新号はほぼすべて置いてありました。そしてお隣のプリント館、ここは“フォトライフコーナー”というらしく、取材時は今年の東京・神奈川花火大会情報が一覧になっていたり、花火撮影のポイントアドバイスが箇条書きになっていたりと至れり尽くせり(このワンポイントアドバイスはスマホで撮らせてもらったほど!)。そして店内にはSDメモリーカードなどのメディアを挿せば誰でも簡単にプリントできる端末がずらりと並んでいます。
次回は、携帯・スマートフォン関係の売り場、ゲーム・ホビー館やトラベル館などをゆっくり見て回る予定です。お楽しみに〜!
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