さまざまな「写真展」を随時案内していく本コーナー。オリンパスプラザ東京で2015年9月18日から開催予定の梶山亮 写真展「『タイムライン・グラフィティ』−日常を“モノクロ”と“スクエア”できりとってみると−」を案内する。
身辺に起こった出来ごとや日常の光景を“モノクロ”と“スクエア”できりとった「写真日記」です。その昔、「21世紀」という言葉は、未来の夢のような生活や風景を想像させてくれました。そしてその“未来”を迎えて十数年。「21世紀」という言葉自体が古びて聞こえてしまうほど、かつての想像を超えて、私たちの社会や生活は新しくなったようにも感じられます。しかし、日常に気持ちを寄せて、普段に目を向けてみると、温かく活力にあふれた昔ながらの光景が今も随所に息づいていることに気づきます。普通に生活する人びとや動物たち、そして変わることのない自然の風景。そんな「不変」の暮らしや営みこそが、私たちが求める「普遍」なのかも知れません。一人のニンゲンの狭い日常を写し撮った光景ですが、そんな“ふへん”の断片を、少しでも感じ取っていただければ幸いです。
趣味で写真を始めた10代のころ、6×6判二眼レフに白黒フィルムを詰めて気ままに写真を楽しんでいた時分を思い出しつつ、アナログからデジタルにすっかり置き換わったカメラとプリントシステムで、当時の雰囲気再現をこころみました。
名称 | 梶山亮 写真展「『タイムライン・グラフィティ』−日常を“モノクロ”と“スクエア”できりとってみると−」 |
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開催期間 | 2015年9月18日(金)〜2015年9月23日(水) |
開館時間 | 11時〜19時(最終日は15時まで) |
定休日 | 木曜 |
入場 | 無料 |
会場 | オリンパスプラザ東京 |
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