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Map CameraとMS OPTICALが共同制作したレンズ「REIROAL 35/1.4」予約受付を開始

» 2015年10月20日 19時31分 公開
[板東太郎ITmedia]

 カメラ専門店「Map Camera」を運営するシュッピンが10月20日、MS OPTICALと共同制作したライカMマウント対応の単焦点レンズ「REIROAL 35/1.4」の予約受付を開始した。販売数は限定100本、発売は11月初旬の予定。

REIROAL 35/1.4 REIROAL 35/1.4

 宮沢賢治の詩「青森挽歌」の一説に登場する玲瓏レンズという言葉が由来の、ライカMマウント対応の単焦点レンズ。ライカのオールドレンズ「Summilux 35/1.4 1stモデル」に近い構造となっており、絞り開放での存在感のあるボケに特徴がある。開放では柔らかい描写、絞り込むと線のはっきりした描写となり、絞り値によって描写の変化が楽しめる。

 レンズ構成は4群6枚のガウスタイプ8面マルチコートで、焦点距離は35ミリ、開放絞りはF1.4、最大撮影倍率は0.045倍、画角は62度。 35ミリ判フルサイズフォーマット(36×24ミリ)に対応する。

REIROAL 35/1.4 レンズフード装着時

 外形寸法は、全長23.0(マウント面より)×最大径49.0ミリ。軽量化もなされており、レンズ単体の重量が90グラム、レンズフード・キャップ装着時が110グラムという軽さも特徴だ。

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