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» 2016年02月18日 06時00分 UPDATE

写真展:星野俊光 写真展「海猫夢幻〜東京湾岸に生きる猫たちの記憶〜」

[板東太郎,ITmedia]

 さまざまな「写真展」を随時案内していく本コーナー。今回は、コニカミノルタプラザで2016年2月19日から開催予定の星野俊光 写真展「海猫夢幻〜東京湾岸に生きる猫たちの記憶〜」を案内する。

星野俊光 写真展「海猫夢幻〜東京湾岸に生きる猫たちの記憶〜」 ©星野俊光
星野俊光 写真展「海猫夢幻〜東京湾岸に生きる猫たちの記憶〜」 ©星野俊光

東京湾岸には、誰かの物なのだけれど誰の物でも無いような不思議な「空間≒隙間」が点在している。過剰なフェンスや柵によって不完全に仕切られた空き地。廃棄物を埋め役目を終えた人工の埋め立て地と、それを虚飾する作り物の岩場。砂浜を違法に占拠する廃船や建物が主張する、人々を拒絶する目には見えない境界線。本来はこの場所に在るべきでは無いモノによって、日常と物理的あるいは精神的に隔絶された「空間」には、野良猫が住んでいる確率が高いことに気付いた。
人々の暮らしから隔絶された海辺に生きる猫たちの給餌は、残飯だったり、缶詰だったり、釣果のおこぼれだったりと様々だ。栄養も量も時間もいい加減なので、時に猫たちは自らの力で昆虫や漂着魚を捕食する必要がある。人に媚びず、でも付かず離れず、時には捕食せざるを得ない海辺の猫たちは、ネコ科動物本来の野性味を残しており魅力的だ。
そんな、海辺の猫たちを、記録では無く「記憶」に残したいと強く思った。その為、作画にあたっては「その場の空気感」を写し取るように腐心した。静かに猫の姿を捉えながらも、見る者に「なぜ君は、そこにいるのか?」と思いを廻らせる写真でありたいと。
本展示は、今も急速に数を減らし続ける東京湾岸(東京都〜千葉県内房地区)に点在した『隙間』とそこに生きる『猫たち』を3年間に渡り撮影した作品になります。

作者プロフィール
星野俊光(ほしの・としみつ)
1963年
 群馬県出身
 東京写真専門学校卒業
 現在、東京都在住の会社員
2007年
 「東京湾岸のねこたち」キヤノンギャラリー(札幌・仙台・銀座・名古屋・梅田・福岡)
2010年
 「光の中で〜東京湾岸のねこたち〜」 エプソンギャラリーエプサイト
 「東京湾岸のねこたち」 キヤノンギャラリー(銀座・梅田・福岡)
2011年
 「東京湾岸のねこたち」 ギャラリー ル・デコ(渋谷)
2013年
 「Cats on the Shore 〜海辺に生きる猫たちの記憶〜」 コニカミノルタプラザ
2015年
 「横浜赤レンガ倉庫ねこ写真展」主催・出展  横浜赤レンガ倉庫1号館
 他、グループ展・企画展多数

展示作品
カラープリント A3ノビ、A2ノビ 約60点

写真展の詳細

名称 星野俊光 写真展「海猫夢幻〜東京湾岸に生きる猫たちの記憶〜」
開催期間 2016年2月19日(金)〜2月29日(月)
開館時間 10時30分〜19時(最終日15時終了)
定休日 期間内無休
入場 無料
会場 コニカミノルタプラザ(ギャラリーC)

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