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カシオのスマートウォッチ、「WSD-F10」がCP+ 2016で国内初の一般公開

» 2016年02月27日 12時00分 公開
[園部修ITmedia]

 カシオ計算機が満を持して発表した、Android Wear搭載のスマートウォッチ、「Smart Outdoor Watch WSD-F10」が、カメラと写真映像の展示会「CP+ 2016」のカシオ計算機ブースで、国内で初めて一般公開されています。

CP+ 2016 WSD-F10 国内では初めて一般公開中のSmart Outdoor Watch WSD-F10
CP+ 2016 WSD-F10 動作するWSD-F10は、デモコーナーに4台あり、手に取ってみることができます。また説明員がFR100と連携したWSD-F10を腕に着けています

 WSD-F10は、カシオ計算機が「カシオらしさ」を追求し、約4年の歳月をかけて開発したスマートウォッチです。CP+ 2016では、アウトドアレコーダ「EX-FR100」と連携するスマートウォッチとして、ブースの一角でこぢんまりと展示されています。

 展示機は基本的にデモンストレーションモードになっていてボタン類の操作はできませんが、WSD-F10のコーナーにいる説明員が、FR100と接続されているWSD-F10を腕にしており、実際にFR100をどのように操作できるかを見せてくれます。

EX-FR100とWSD-F10を組み合わせて使用するデモ

 FR100のカメラ部は、本来はコントローラー部とBluetoothでペアリングされていますが、WSD-F10を連携させると、先に接続しようとした方とペアリングされるようになります。WSD-F10から接続した場合、利用できるのは静止画の撮影、動画の撮影、撮影した画像や映像の確認。高速連写やインターバル撮影の開始・停止などもできるようです。グローブをはめているようなシーンでも簡単に撮影の制御ができるのは便利そう。

CP+ 2016 WSD-F10 デモ機は手に取って腕に着けサイズが確認できます。Apple Watchと比べるとけっこう大きめ
CP+ 2016 WSD-F10 WSD-F10はデモンストレーションモードで動いているので操作はできませんが、ウォッチフェイスがいくつか確認できます
CP+ 2016 WSD-F10 手袋などをしていても操作できる大きめのボタンを3つ装備
CP+ 2016 WSD-F10 充電端子は専用タイプ。マグネット式で、着脱が容易です
CP+ 2016 WSD-F10 充電中は左上に赤いLEDがともります
CP+ 2016 WSD-F10
CP+ 2016 WSD-F10 操作はできませんが、高度計のような機能もあるようです

 週末は混雑するCP+ですが、実際に腕にはめてみることもできますので、WSD-F10目当てで行ってみてはいかがでしょうか。会期は28日までです。

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