「Eyefiクラウド」が大幅アップデート 動画のアップロードや複数動画の同時再生に対応
アイファイジャパンが10月9日、「Eyefiクラウド」の大幅アップデートを発表。動画に対応し、50種類以上のWi-Fi内蔵カメラで利用可能に。
アイファイジャパンが10月9日、写真データを容量無制限で保存できるクラウドサービス「Eyefiクラウド」の大幅なアップデートを実施した。Eyefiアプリが、カメラやスマートフォンで撮影した動画のアップロードに対応。一画面で複数の動画を同時に再生表示する機能も搭載した。さらに、Eyefiクラウドのユーザーや、有料の「WiFiカメラサポート」を購入したAndroidユーザーなら、50種類以上のWi-Fi内蔵カメラから、同社製のWi-Fi搭載SDHCカード「Eyefi」カードなしでの利用も可能となる。Eyefiクラウドは年額5000円のサービスだが、利用登録をすることで1カ月間無料で利用できる。
Eyefiクラウドは、デジタルカメラやスマートフォンなどのデバイスで撮影した写真や動画をアップロードしてクラウド上で一元管理できるサービス。Eyefiカードを挿入したデジタルカメラやEyefiアプリをインストールしたスマートフォンから、撮影したデータをダイレクトにアップロードできる。
今回のアップデートでは、写真に加え動画のアップロードに対応。1ファイル最大15分、1カ月あたり300ファイル(合計75時間分)の動画を毎月保存することができる。PCとの連携では、Eyefiクラウドにアップロードされた動画がEyefiデスクトップアプリをインストールしたPCに自動的に保存されるため、動画のバックアップにも使える。さらにPC内の動画ファイル(MOV、MP4、MPG、AVI)のアップロードにも対応し、Webブラウザから100Mバイト以下の動画のアップロードが可能となる。なお、スマートフォンとの連携においても、近日中のアプリのアップデートで、iOSのカメラロール内にある動画のアップロードに対応する予定だ。
またEyefiクラウドには、アルバムを作成せずに、選択した写真や動画をシェアできる機能を搭載しているが、今回のアップデートにより複数の写真と動画を1つのアルバムとしてシェアすることができるようになった。このシェアリング機能は、撮影された写真を自動的にタグ付けする「スマートタグ機能」と検索条件を予め保存してアルバムを自動作成できる「スマートビュー機能」を組み合わせることで、さらに自動化することが可能。撮影してから数クリックで動画がシェアできる。
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