カメラファンを魅了する、質感の高いPEN――オリンパス「PEN-F」(3/3 ページ)
半世紀前に誕生した世界初のハーフサイズ一眼レフの名を継承したPENシリーズの最高峰。シリーズ初搭載のファインダーが、往年のカメラ好きの心を震わせるメカっぽいデザインや操作系にマッチして心地よい。
PEN-Fで撮影した作例
「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」を装着し、iAUTOで撮影。iAUTOではけっこう強めの画作りをしてくれるので、風景と判断されて青空がすごく強調された。
同じくM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO、iAUTOで撮影。こちらは望遠端で。
「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」で氷川丸をハイレゾショット。もちろん三脚使用。約5000万画素の解像感が素晴らしい。
港の風景をレンズキットの「12mm F2.0」で。このレンズ、描写力が高くてこういうスナップによい。
ひなたで寝ていた猫をモニターを開いて地面すれすれで撮影。ハイライトを抑え(-4)、シャドーをめいっぱい持ち上げて(+7)、柔らかい印象にして撮ってみた。
ユリカモメがずらっと並んで止まっている姿が面白かったので、M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8でF11まで絞って撮影。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROを装着し、iAUTOでポートレート。顔を見つけると自動的にそこに露出も合わせてくれる。
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8で。このレンズ、コンパクトで細身なのでPEN-Fにつけるとなかなか似合う。絞り開放だと描写も柔らかい。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROを装着し、暗めの室内で。顔の左と右で色が少しずれているのは外光と室内光がミックスしているせい。暗い場所だったのでISO6400まで上がったがこのくらいならなんとか使えるかも。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROを装着し、暗めの室内でくず餅を。
ゆりかもめを望遠で。レンズはパナソニックの「LUMIX G X VARIO PZ 45-175mm / F4.0-5.6 ASPH. / POWER O.I.S.」。パナソニックのレンズを使えるのも何気に便利。その場合、レンズの手ブレ補正を使うかボディの手ブレ補正を使うかは設定できる。
飛び立つゆりかもめをM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0で連写。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROを装着して、夜の住宅街の観覧車をiAUTOで。オートでもきっちり露出を合わせてきたのはなかなか。ISO1600ならノイズも目立たない。
街を歩いていてふと目に付いたのでモニターを開いてウエストレベルでスナップ。ちなみに写っているのは人間ではなく人形です。レンズはパナソニックから出ている「LEICA DG SUMMILUX 25mm / F1.4 ASPH.」。
うちの猫の寝姿をM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8で。
ISO感度を上げながら撮影。感度を上げても階調や色が乱れないのは立派。もちろんノイズは増えてくるがバランスはよい。
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