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写真で見る「OLYMPUS XZ-1」

» 2011年01月12日 18時20分 公開
[ITmedia]
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 オリンパスより発表された、「ZUIKO」ブランドレンズを搭載した高級コンパクトデジカメ「OLYMPUS XZ-1」。その実機でなんといっても目を引くのは、大口径の「i.ZUIKO」レンズだ。

photo 高級コンパクトデジカメ「OLYMPUS XZ-1」

 「ZUIKO」ブランドレンズの搭載は、コンパクトデジカメとしては初めてのことで、「i」にはeye(目)、integrate(一体型)などの意味が込められているという。XZ-1の搭載する「i.ZUIKO DIGITAL」レンズは35ミリ換算28〜112ミリの4倍ズームレンズで開放F値はF1.8-2.5と非常に明るい。

 そのレンズ構成はDSA(大偏肉両面非球面)レンズ、HD(高屈折率非球面)レンズ、スーパーHR(超高屈折)レンズ、EDA(特殊低分散非球面)レンズなどの非球面レンズ6枚を含む8群11枚構成で、同社一眼用レンズと同等の素材を用いている。3段相当のNDフィルタも備えている。

photophotophoto 正面から見るとレンズの存在感が際だつ。「F1.8」のプレートもワンポイントとなっている(写真=左、中)、背面のディスプレイは3型の有機ELディスプレイ(写真=右)
photophotophoto 側面より。電源オフ時(写真=左)と電源オン時(写真=中)。正面から向かって左側面にはUSBとHDMIのインタフェースが用意されている(写真=右)

 背面には3型の有機ELディスプレイや十字キー一体型のスクロールダイヤル、動画撮影ボタン、ビューファインダー「VF-2」やマイクセット「SEMA-1」、フラッシュ「FL-14」、アームライト「MAL-1」などさまざまなアクセサリを接続できる「アクセサリーポート2」などが設けられている。

 モードダイヤルやズームレバー一体型のシャッターボタンなど、背面および上面のボタン配置はごくスタンダードだが、鏡胴付け根部分には操作インタフェース「コントローラリング」を備えており、カメラを構えたままの状態で、絞りやシャッタースピード、ISO感度などを調整できる。ストロボは内蔵ポップアップ式で、背面のスライドスイッチを動かすことでポップアップする。

photophotophoto 「アクセサリーポート2」(写真=左)、モードダイヤルからはP/S/A/Mの各撮影モードのほかシーンモード、アートフィルター、ローライトモードを選択できる(写真=中)、「コントローラリング」によって絞りやシャッタースピードを素早く変更できる(写真=右)
photophotophoto ストロボはポップアップ式(写真=左、右)。バッテリーは「LI-50B」。メモリカードはSD/SDHC/SDXC対応(写真=右)

 有機ELディスプレイを採用した背面ディスプレイは、液晶を見慣れた目からすればやや発色に特徴があるように思えるが、非常に美しい。部材的には61万画素ながら特殊な配列とすることで約92万画素(VGA)相当のデータ表示を可能としていることもあり、細かな文字の多いメニュー画面でも見にくさを感じることはない。

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photophoto MENUキーで呼び出せる撮影/ムービー/再生/セットアップの各メニュー。文字はそれなりに小さいが読みやすい

 実写を含めた詳細なレビューについては後日掲載する。

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