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可変フレームデジカメにHDRアート、ユニークな製品と展示が目を引くカシオブースCP+2011

» 2011年02月10日 02時08分 公開
[ITmedia]

 カシオ計算機ブースは、大きく分けて「可変フレームデザイン」を採用した“EXILIM”「EX-TR100」と画像変換Webサービス「イージングスクウェア」の2本立て。EX-TR100のユニークな機構は来場者の関心を集めていた。

 “EXILIM”「EX-TR100」はレンズ部と液晶部の結合部、レンズ部とフレーム部の結合部に回転ヒンジが設けられており、レンズ部と液晶部は270度、レンズ部とフレーム部は360度回転することでさまざまなスタイルでの撮影を可能としている製品。

photophotophoto さまざまな撮影スタイルを可能としている“EXILIM”「EX-TR100」

 撮り方はそれこそ利用者の自由だが、展示では変形させないスタイルで静止画撮影、フレームを90度開いた状態で動画、二つ折り携帯電話のように三角形にして自立させたスタイルで自分撮りという使い方を提案していた。なお、被写体の動きを検出して自動的にシャッターを切る「モーションシャッター」も備えており、集合写真の撮影も快適に行える。

 先日グランドオープンした「イージングスクウェア」は、同社デジタルカメラ「EX-ZR100」や「EX-TR100」などが搭載する、露出の異なる複数枚の画像を合成することで、写真を絵画調など特徴ある画像とする「HDRアート」をWeb上の変換サービスとして提供する。HDRアートのほかにも、絵画調に変換する「バーチャルペインター」、写真合成の「ダイナミックフォト」のサービスも利用できる。

 会場ではこれら変換サービスを実際にイメージングスクウェアにて体験できるほか、イメージングスクウェアのギャラリーに作品を提供する、アーティスト石井竜也氏の作品も展示されている。

photophotophoto 「イージングスクウェア」を体験できるコーナー。会場でイメージングスクウェアに登録すると“EXILIM”EX-ZR10があたるキャンペーンも実施中(写真=左、中)、石井竜也氏の作品展示(写真=右)

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