いわゆる「ハイクラスコンパクトデジカメ」を集めてみようというこの企画、第3弾は前回に引き続きシチュエーションを想定しての撮り比べだ。今回はよりスナップっぽい、木々の花や食事、夜景といった身近な被写体で撮り比べをしてみた。
・ハイクラスコンデジ総チェック(2)――――風景とポートレートで画質チェック
・ハイクラスコンデジ総チェック(1)――カメラ本来の性能で勝負するハイクラス製品をピックアップする
まずは室内でのマクロっぽいやつを。やや逆光で料理。湯気が出てるうちにと急いで撮ったので微妙に構図が統一しきれてないのは勘弁してほしい。トマトソースパスタの赤みが一番きれいに出ているのは、「OLYMPUS XZ-1」かな。
次は青空やほかの枝を背景に、白梅の枝を。GD DIGITAL IV以外は望遠端で撮影している。絞り開放にし忘れたのが申し訳ないのだが、だいたいのボケ味や露出のクセなんかは伝わるかと思う。
次は夜景を。まずはISO100に固定してプログラムオートで。
GR DIGITAL IVはなかなかピントが合わず、なんとか撮れたカットもちょっと甘くなってしまった。申し訳ない。中央の面白い形のビル(コクーンタワー)左に2つ星が見えているが、これは木星と金星。続いてISO1600、1/30秒 F2.8のマニュアル露出で同じ場所から。感度を上げたときの画質をチェックしてください。
こちらは同条件で揃えたので比較しやすいと思う。等倍でビルのディテールを見比べると、やはりセンサーが大きなFUJIFILM X10が有利だ。逆に、センサーが小さなCOOLPIX P310と、約1年前のモデルであるOLYMPUS XZ-1はノイズが多かったりノイズリダクションが強すぎたりと少し劣る結果となった。
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