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カメラと写真の総合イベント「CP+ 2013」が開幕CP+2013

» 2013年01月31日 11時23分 公開
[ITmedia]

 1月31日、カメラ映像機器工業会(CIPA)の主催する、カメラと写真・映像の総合イベント「CP+」が開幕した。今回は96社・団体、908コマと昨年以上の規模(昨年は88社・団体、807コマ)での開催となり、事務局では昨年の6万5120人を上回る7万人の動員を見込んでいる。

photo 開場のあいさつに立つ、CIPA代表理事会長 木村眞琴氏

 「日本カメラショー」の時代から数えると50年を超える歴史を持つ本イベントが開催地を横浜に移して4年、昨年の開催では約6万5000人を動員するイベントへと成長した。国際的に日本企業がトップシェアを誇るカメラ業界だが、スマートフォンカメラの高機能化やデジタルカメラ自体のコモディティ化もあり、もはや「デジタルカメラであれば売れる」状況ではなくなっている。

 そうした状況下で各社が力を入れる領域はどこか、製品はなにか。新製品を実際に来場者へ披露する参加型イベントであるCP+から、各社の描くプランが見えてくるはずだ。

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 会場では前回と同じく、カメラおよびレンズ、周辺機器メーカーが最新製品を展示するほか、プロが講師となってさまざまな写真撮影のテクニックを解説する「エンジョイフォトステージ」(2月2日〜3日)や日本広告写真家協会(APA)の写真展など各種イベントも開催される。なお、今回は新たな取り組みとして、デジタル一眼によるプロ向け動画ソリューションを紹介するエリアが設けられるほか、「カメラグランプリ」の30周年を記念した企画展なども開催される。

 横浜市が主催する写真産業と文化の融合イベント「フォト・ヨコハマ」も3年目を迎え、さらに規模を拡大して実施される。横浜美術館で開催される「ロバート・キャパ/ゲルダ・タロー 二人の写真家」展(CP+入場券提示にて入場料割引、パシフィコ横浜――横浜美術館の無料シャトルバス運行)を始め、プロカメラマン同行の撮影ツアーなどCP+と連動した各種イベントも行われる。

 CP+ 2032は1月31日(木)から2月3日(日)までの開催で、開催場所はパシフィコ横浜展示ホール及びアネックスホール。開催時間は1月31日が12時〜17時、31日と2月1日が10時〜17時、2日は10時〜16時。入場料は1000円だが、Webを通じての事前登録を行えば無料となる。

 各ブースの模様については、追って掲載するほか、特設ページには関連記事をまとめる予定だ。

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