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オリンパスが「E-P3後継機」を展示CP+ 2013

» 2013年01月31日 13時55分 公開
[ITmedia]

 CP+ 2013のオリンパスブースの展示は、前日に発表された高級コンパクトデジカメ「OLYMPUS STYLUS XZ-10」や回転ブレ対応の5軸ブレ補正機構を備えた高倍率ズーム機「OLYMPUS STYLUS SH-50」や関連する展示が目を引く。レンズ交換式カメラボディについては既存製品の紹介に留まっているが、「OLYMPUS PEN E-P3」の後継機が展示されている。

photophoto オリンパスブース(写真=左)、E-P3後継機(写真=右)

 E-P3後継機は文字通りベールに包まれており、明言されているのはE-P3の後継機であること、2013年内発売予定であることの2つだけ。ベール越しに見る限り、基本的なボディデザインはE-P3を踏襲しているように思われるが、E-P3も登場から2年近くになるので、センサーや画像処理エンジン、手ブレ補正を始めとした内部構造およびデジタル処理については大幅なアップデートが施されるものと予想される。

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 新製品で来場者の関心を集めていたのは「XZ-10」で、XZ-2より大幅に小さくなったボディサイズや組写真のような写真を手軽に撮れる「PHOTO STORY」などが注目されていたようだ。同社では高画質のSTYLUS Xシリーズに小型軽量、スマホ連携、手軽に印象深い写真が撮れるPHOTO STORYといった要素を持つXZ-10を投入することで、SNS投稿など写真をコミュニケーションツールとして重視する層への訴求を強化したい考えだ。

 STYLUS SH-50については搭載する回転ブレ対応の5軸ブレ補正機構をアピールするため、同種の手ブレ補正機構を搭載するOM-Dと並べてのデモが行われている。説明員によれば最新のブレ補正機構を搭載する家庭用ビデオカメラと比べても遜色(そんしょく)ない補正効果を得られるため、動画撮影時のブレを大きく低減できるという。

photophoto 「OLYMPUS STYLUS XZ-10」とXZ-10で利用できる「PHOTO STORY」での撮影例
photophoto 「OLYMPUS STYLUS SH-50」の手ブレ補正機構は撮像素子自体が駆動する(写真=左)、OM-Dと比較してのブレ補正効果デモ(写真=右)

 そのほかには「OLYMPUS STYLUS TG-2 Tough」や「OLYMPUS STYLUS TG-830 Tough」といった新発表されたタフネスデジカメや各種交換レンズ、カメラボディも展示されている。また、TGシリーズ用のオプションとして近接撮影用ライトガイドが参考展示されてる。

photophoto XZ-10(ホワイト)に別売オプションのシリコンジャケットを装着(写真=左)、近接撮影用のライトガイド(写真=右)

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