デジタル一眼ランキングでは、キヤノンの最新機種「EOS Kiss X7」が前回に引き続きランクインするほか、トップ10中6モデルが「EOS」シリーズと引き続きの強さを見せている。
デジタル一眼ランキングについてはランキング全体を見渡しても変動は少なく、ソニー「NEX-5R 電動ズームレンズキット」がランク外からの再登場を果たしているぐらい。今回の集計期間はGWのほぼ終了まで(4月29日〜5月5日)であり、既に春行楽の需要期はほぼ過ぎている。しばらくの間は大きな需要期もないので、向こう数週間に関していえば、デジタル一眼のランキングに大きな変動はないかもしれない。
行楽需要といえば、コンパクトデジカメランキングにF2.0と明るいレンズを搭載した、キヤノンの昨秋モデル「PowerShot S110」(レビュー)のランキングが興味深い。
コンパクトデジカメのランキングでは低価格モデルが上位に位置することが多く、PowerShot S110のような高スペックのモデルがランクインすることは少ない。ただ、大手カメラ量販店では3万円代前半、価格比較サイトを見ると3万円を切る価格で販売されており、スペックを考えると買い得感が強い。
レンズ倍率こそは5倍(35ミリ換算24〜120ミリ)と控えめながらもレンズは明るく、反応の良いタッチパネルで操作もしやすく、また、Wi-Fiによるスマホ連携も備えており、撮影時重量も約198グラムと軽く、旅行や日常使いに適した製品といえる。
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