インターバル撮影機能はその名の通り、間隔をあけながら撮影する。撮影枚数は最高99枚まで、シャッターを切るまでの間隔は1秒〜24時間までと、かなり細かく設定することができる。さらに撮影開始待ち時間も設定できるので、撮影予約をすることも可能だ。
この機能を利用すれば、花の開花や人の流れ、星の動き、ほかアイデア次第でさまざまな定点観測が楽しめる。また、撮影したシーンを1つの動画として記録することができる「タイムラプス動画」機能(Motion JPEG、10fps)もあるので、あとでサッと見たい場合には便利だ。
今回は撮影間隔1分でしか試さなかったので、撮影中は常時ライブビュー表示されたままだったが、マニュアルによると「撮影開始待ち時間、撮影間隔の設定を1分30秒以上にすると、1分でモニターを消灯してカメラの電源が切れます。撮影10秒前に自動的に復帰します」とあるので、電源管理もバッチリと言えそうだ。
その新搭載された機能としては、高速レスポンスを実現する「高速レリーズタイムラグモード」の実装が挙げられる。
レリーズモードを「ショート」にすることで、シャッターボタンを押してからレリーズまでのタイムラグを最速で約0.045秒に短縮してくれる。撮影可能枚数が約60枚(CIPA基準)減少するようだが、E-PL6は約360枚撮影可能なので、差し引いたとしても300枚は撮影できるので、通常用途では十分だろう。その分だけレスポンスが向上するのであれば、動き回る子供やペット、そのほか高速で移動する被写体を写す際に積極的に使ってみたい機能だ。
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