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開発発表「DMC-GH4」試用OK DMC-GM1持参者にはプレゼントも パナソニックブースCP+ 2014

» 2014年02月14日 00時36分 公開
[ITmedia]

 パナソニックのブースでは、先日開発発表が行われたばかりの4K動画撮影可能なミラーレス「DMC-GH4」が試用可能な状態で準備されており、実際に手にして試写することができる。

photo 「DMC-GH4」 開発発表されたばかりということもあり、ファームウェアなどはまだまだ改良の余地があるという

 DMC-GH4は外観こそ既存「DMC-GH3」からの変化に乏しいが、撮像素子と画像処理エンジンを一新した。画像処理エンジンの進化による処理能力増は特筆すべき変化で、この処理能力増によって4K映像(最大4096×2160ピクセル 100Mbps)を扱えるようになったほか、静止画撮影についても最大12コマ/秒という連写速度の向上、ノイズリダクション処理の能力向上などを果たしている。

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 動画/静止画撮影いずれにも有効な「空間認識AF」も、画像処理エンジンの進化なしには実現しなかった。空間認識AFはレンズのボケ量をカメラがリアルタイムに解析、その情報を元にピント位置(被写体までの距離)を算出する方式で、処理データ量が増大する代わりに約0.07秒という高速AFを実現している。GH4においては空間認識AFだけでAF処理を完結させるのではなく、空間認識AFで大まかなピント合わせを行った後にコントラストAFにて微調整する。

 ただ、レンズのボケ量をモニタリングするという仕組み上、同社製レンズとの組み合わせ時にしか空間認識AFは機能しないという制約がある。詳細は後に告知されるというが、キットレンズとして用意される「LUMIX G VARIO 14-140mm/F3.5-5.6 ASPH./POWER. 」以外であっても、同社製レンズであれば対応するのことだ。

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 ブースにはCP+開幕日の2月13日に販売開始となったライカブランドのマイクロフォーサーズ交換レンズ「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH. / POWER O.I.S」の試写コーナーが設けられていたほか、「DMC-GX7」「DMC-GM1」といった製品のタッチ&トライも可能だ。

photo 「LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH. / POWER O.I.S」とDMC-GX7の組み合わせ

 なお、CP+同社ブースに「DMC-GM1」を持参し、アンケートに答えると1日あたり先着で400名にDMC-GM1のキットレンズ「LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 ASPH. / MEGA O.I.S.」に利用できるオリジナルレンズキャップ(GM1と同じ4色が用意されている)がプレゼントされる。

photophoto DMC-GM1持参者へのプレゼントとして用意されているオリジナルレンズキャップ(写真=左)、オレンジボディのGM1への装着時(写真=右)

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