タムロンは4月10日、開発発表を行っていた「世界初」(同社)となるズーム倍率18.8倍の高倍率ズームレンズ「16-300mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD MACRO(Model B016)」を4月24日より販売開始すると発表した。価格は8万7000円(税別)。キヤノンおよびニコン用が用意され、後日、ソニー用も発売される予定となっている。
新製品はデジタル一眼レフ用交換レンズとしては「世界初」(同社)という、18.8倍の超高倍率を実現した望遠ズームレンズ。同社製品としてはズーム倍率15倍を実現した「18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD (Model B008)」が存在するが、それを上回る超高倍率ズームレンズとなる。
APS-Cサイズセンサー搭載カメラ用となっており、装着時の35ミリ換算焦点距離は24.8〜465ミリ相当。18.8倍という超高倍率ズームレンズながら、UXRレンズの導入や非球面レンズの配置効率化、5群移動ズーム方式の採用などによって、75(最大径)×99.5(全長)ミリ、540グラムというスモールサイズを実現している。
最短撮影距離はズーム全域0.39メートル、最大撮影倍率は1:2.9。手ブレ補正機構「VC」およびフルタイムマニュアルフォーカスも備える。AFには超音波モーター(PZD)を採用するほかコントラストAFへの対応が強化され、ライブビュー撮影時のピント合わせがよりスムーズに行えるとしている。
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