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» 2011年10月07日 08時30分 UPDATE

小さくて軽くて、高コストパフォーマンスのPEN入門機――オリンパス「E-PM1」 (1/4)

オリンパス製マイクロフォーサーズでは最小最軽量のモデル「OLYMPUS PEN mini E-PM1」が登場した。撮像素子や高速AFを上位製品から受け継ぎつつ、ボタン類を減らして、シンプルなデザインと操作性を実現したモデルだ。

[永山昌克,ITmedia]

携帯性に優れた高品位メタルボディ

 オリンパスのレンズ交換式ミラーレスカメラ「OLYMPUS PEN」シリーズのエントリーモデルとして「OLYMPUS PEN mini E-PM1」(以下、E-PM1)が登場した。一足先に発売された「E-PL3」(レビュー)の下位製品であり、一部の装備を簡略化することで、よりシンプルなデザインと操作性、求めやすい価格を実現している。

photo 「E-PM1」レンズキット

 ボディはE-PL3の基本デザインを踏襲する。グリップ部に膨らみがないフラットな形状で、レンズマウントをボディの中央寄りに配置した端整なフォルムだ。天面の角および両側面はなめらかな局面を描き、ボディの薄さを際立たせている。奥行きはわずか34ミリ。レンズを付けないボディだけの状態なら、同社のコンパクトデジカメ「XZ-1」(レビュー)と大差ない薄さと軽さだ。

 E-PL3と大きく異なるのは、液晶モニタが可動式ではなく固定式であること。サイズとドット数は同じで、3型約46万画素のハイパークリスタル液晶を採用。縦横比16:9の横長な液晶のため、4:3の画像はやや小さく表示されるが、フルHDやHDの動画撮影の際は画面いっぱいに映像を表示できる。

photophoto 天面から背面にかけて傾斜を設けて、ボディの薄さを強調。カラーバリエーションは写真のシルバーのほか、ホワイト/ブラック/パープル/ピンク/ブラウンの全6色(写真=左)、E-PL3と同じくフラッシュは外付けの小型のものが標準付属する。フラッシュのかわりに、オプションのビューファインダーやBluetoothユニットなども装着できる(写真=右)

 モードダイヤルを省いたことも特徴のひとつだ。ボディ天面には、シャッターボタンと電源ボタン、外部アクセサリー用のホットシューしかなく、背面のボタンの数も非常に少ない。操作や設定が難しいという印象を与えずに、ビギナーが取っ付きやすく感じる外観のデザインを狙っている。

photophoto 記録メディアはSD/SDHC/SDXCメモリーカード。電源はリチウムイオン充電池「BLS-5」でCIPA準拠の電池寿命は約300枚となる(写真=左)、標準ズーム「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R」を装着した状態。鏡枠部が沈胴する独自の仕掛けを持つレンズだ(写真=右)
photophoto マイクロフォーサーズマウントを採用。他社のミラーレスカメラに比べると、交換レンズの豊富さがアドバンテージといえる(写真=左)、新発売の単焦点レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」を装着。中央から周辺部まできれいな円形のボケを得られ、その一方でピントを合わせた部分のシャープネスは高い(写真=右)
photo 絞り優先AE(F5.6 1/6秒) 露出補正:±0 ISO1600 ホワイトバランス:オート ピクチャーモード:Natural 焦点距離:28ミリ レンズ:「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R」
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