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第1回 ロケ用の優秀なサブ機に――僕がdynabook KIRA V832を導入した理由カメラマンが使う「dynabook KIRA V832」(2/2 ページ)

» 2013年05月10日 20時00分 公開
[矢野渉(文と撮影),ITmedia]
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道具としての美しさ

 V832の実物を見て思ったのは「隙がない」ということだ。遠目にはMacBook Airに似た印象を受けるが、その質感は全く別のものだ。全身に施されたヘアライン加工はマグネシウム合金の表面にこれ以上ないほど繊細に刻まれ、シャンパンゴールドのような淡い色合いとよくマッチしている。

photophoto 「dynabook」「KIRA」の表記も極力目立たなくしてある。この上品さが今までのノートPCと一線を画すところだ

 僕は長い間カメラを使って仕事をしてきて、途中からPCも必須の道具となった。だからこの2つの道具(というか金属)には特別の思い入れがある。人間工学や使い勝手を追求して作られたものは必ず美しいのだ。美しいから大事にするし、汚さないように使う。きれいなたたずまいがこちらをやる気にさせたりもするのだ。

photophoto 見ているだけでその硬質さが伝わってくるノートPCだ。指紋がつきにくいのもよい
photophoto 曲線と直線がうまく融合したデザインだ

 V832には長く使い込めそうな予感を強く感じる。「モノ」としての完成度がすでに高いのだ。いたずらに関心を買おうとする意図もなく、日本のメーカーが作るべきPCをひたすら追求した結果の製品、という感じがする。

 幸い、長く使い続けているカメラコントロールソフトがWindows 8でも動作することが分かったので、すぐにV832をスタジオで使えることが分かった。次回からは実際に仕事に使いながら、印象や長所などをリポートしていこう。

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