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» 2013年08月09日 10時52分 UPDATE

今日から始めるデジカメ撮影術:第167回 夏山と渓流下り、昆虫の関係 (1/3)

夏の行楽といえば山や渓流も外せない。本格的な登山や川下りではなく、自然に親しもう的な感じ、里山ハイキング、川下り、昆虫の3本立てでお送りします。

[荻窪圭,ITmedia]

 夏も後半に突入した8月。行楽といえば海・山・川なのだ。

 先月は海(&水着女子)写真をお届けしたので、今月は山と川編、あるいは夏は自然と親しもう編である。

 山と川それぞれ違う日に違うところへ出かけたのをごっちゃにしてお届けするので、天気の違う写真が混じってたりしても気にしないでくださいませ。

山や渓流

 まずは山に……といっても登山ではなく里山のハイキングコースを歩こう、というので、目指すは山頂にある展望台。なんかもやっとしてるのは天候がいまひとつだから。残念。

photo 山頂に展望台が見える。標高は約250メートル

 首からぶら下げるのはカメラ、手荷物はiPhone。里山とはいえハイキングコースは何かとややこしい分岐があって迷いやすいもの。かといって、Google地図は山道まではサポートしてくれない。

 ハイキングマップを用意するか、iPhoneにハイキング用の地図をいれていくといい。このくらいの里山ならケータイの電波も届くので大丈夫。今回はマップルの「山と高原地図」(iTuens Store)を見ながら歩いてみた。

 さっそく山に登る。

photophoto フルオート撮影(写真=左)、ホワイトバランス「晴天」。露出補正「-0.7」に設定(写真=右)

 山は暗い。そのうっそうとした感じを出すには、ちょっとマイナス気味の露出補正をして、ホワイトバランスは太陽光に固定しちゃうのが基本。

 今回のカメラはけっこうオートホワイトバランスが優秀なので大丈夫だったけど、山の中のように土や緑に囲まれていると、オートホワイトバランスが余計なお世話的働きをしてこんな風に色がずれちゃうことがあるからだ。

photo カメラによってはオートで撮るとこんな風になっちゃう。土はちゃんと土の色で撮りたいよね

 というわけで、オートで撮ってみて、やばいなと思ったら太陽光に固定しておくと安心なわけである。

 それから、レンズフードとレンズ保護フィルタは忘れないこと。首からカメラをぶら下げて歩いてると、何しろ山道なので、身体から一番飛び出てるところ……つまりレンズが揺れて枝に当たったり地面にごつんとあたったりしやすい。レンズフードがついてればそこに最初にぶつかるのでかなり助けてくれる。同様の理由でレンズ表面を傷つけないように保護フィルタはあった方がいい。

 では山道を撮りながら歩く。

 道が奥に延びていく感じを撮るときはちょっと望遠気味がいい。

photo 横位置で正面を撮る
photo 縦位置で少し見下ろす感じで撮る

 絞りを開放にしてピントは一番奥に合わせると少し遠近感が出る。歩いてたら木立を抜けて突然自販機が……というときはもう思い切りそれを強調してやる。露出を明るいところに合わせ、木陰を黒くつぶしちゃうと、トンネルを越えたらそこに文明が……的な感じが出て面白いのだ。

photo

 で最後の斜面を上ると、頂上の展望台。

photo

 となれば展望台からの眺めを楽しまねばなるまい。

 この日は天気が悪くて遠くが霞んでたのが残念。

 風景を撮るときはちょっと絞り込む(その方がディテールがくっきりと出る)のがポイント。カメラに風景モードがあればそれで撮るのが一番簡単。

 漫然と撮るのではなく、空はそのくらい入れるのか手前の木々はどのくらい入れるのか、その辺を考えながら撮るわけで、ここでは電車が通るタイミングを待ち、手前に斜面の森を奥に山の稜線をちょっといれて狙ってみた。

photo

 なお、カメラに「ジオラマモード」や「ミニチュアモード」があったらそれを使って見るべし。

photo コンパクトカメラのジオラマモードで撮影

 本物の風景なのにジオラマっぽく見えます。こういうときジオラマモードで遊ばないでいつ遊ぶんだ、というくらい。

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