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» 2010年05月19日 11時23分 UPDATE

ふぉとテツ 第4回:春のわたらせ渓谷鐵道 その2――家族も満足の撮影プランを考える (1/3)

さて、カメラを持ってわたらせ渓谷鐵道へ乗り込みます。家族旅行と(真の目的である)自分の撮影旅行を両立させるアレコレを考えてみました。

[作倉瑞歩,ITmedia]

桜と鉄道、どうやって撮ったら……?

 さて、その1に引き続き、わたらせ渓谷鐵道(わ鐵)です。乗って桜がきれいに見えるポイントはたくさんありますが、駅の周りでいうと限られています。わたしが好きなポイントを挙げるとすると、下りに沿って「水沼駅」「花輪駅」「中野駅」「神戸(ごうど)駅」かな。「温泉」という理由付けと合わせて行くとすると、水沼駅になるでしょうか。もちろん、ほかの駅でも家族に「ちょっと桜がきれいだから降りてみようよ」とか言って、降りてしまってもいいかもしれません。

photophoto いずれもオリンパス「E-PL1」にて撮影。E-PL1の連写性能はさほど強力ではありませんが、必要にして十分ともいえます

 さて。降りてしまったのはいいものの、次に来る下り列車は1時間後、なんてことはこうしたローカル線ではよくある話です。水沼駅に併設されている「せせらぎの湯」でノンビリするのもいいですが、こういう時にテツは何をするかというと、「行って戻る」をやるんですね。たとえば、水沼、花輪、神戸を回りたい場合、普通に考えると「水沼→花輪→神戸」なわけですが、「水沼→神戸」「神戸→花輪」とするんです。

 こうすれば全部回れますし、それぞれ待ち時間が20〜30分くらいに短縮されます。この程度なら撮影していたら、じゃない桜を見ていたらあっという間、です。わ鐵のサイトで時刻表を調べてもいいですし、大間々駅などには紙ペラに印刷された時刻表が置いてありますので、もらっておいて計画を立てておきましょう。ただしあくまで目的は「家族にきれいな桜を見せる」ですからね! ここを忘れないようにしたいものです(笑)。

 で。

 肝心の桜と鉄道ですが、駅で撮るわけなので、列車を入れる場合は「出発前後の1分間」が勝負となります。できれば駅で、向かってくる列車を桜とともに撮りたいですよね。

photo 水沼駅にて。ホントはここの真ん中に、列車が来るといいですね。でも列車が来る時を撮っていると……1時間待ちです(涙)
photo 結局、水沼駅で撮ったのはこんな感じです。桜と列車をどのように入れるのか悩ましいですね。均等に桜と列車を入れるのもいいですが、列車の一部と桜、なんてのも楽しいかと思います。いろいろな角度でたくさん撮ってみてください

 ただ、初めて訪れる駅の場合、どこに桜があるのか分かりません。ググったとしても、詳細なポイントを見つけるのは結構難しいです。つまり「現地で判断するしかない」わけです。まあ、こういう試行錯誤も撮りテツの楽しみといえますが、「あー、あそこで撮っておけば……」と思ったときの残念加減は何ともいえないものがあります。今回撮影に行った時も中野駅で降りることができなかったんですが、降りておけばよかったと思いました……。

 ところで、駅には桜以外にも、地元の方が作られているプランターが置かれている場合があります。色とりどりの花が植えられているので、これを入れて撮影してもいいですよね。

 今回はひとまず、わたしがよかったと思ったポイントを挙げておきますと、下り(間藤行き)を撮るなら水沼駅、上り(桐生行き)を撮るなら中野駅、が一番いい気がしました。水沼駅は、桐生方向に桜並木がありますし、水沼駅に近い運動公園にも、桜がたくさん植わっていましたので、ここもポイントかもしれません。中野は、降りて下りを見送るのでもいいですね。神戸駅なら止まっているときにきれいな写真が撮れます。列車交換で長時間停車していることもあるのでチャレンジしてみてはいかがでしょう。花輪は列車と一緒に撮るのは難しいかもしれませんが、桜並木がきれいでした。

 このほかにもわ鐵の“桜ポイント”をご存じの方がいたら教えてください。

photo 往復移動に疲れてお腹が空いたら、神戸駅の「レストラン清流」でご飯でも食べましょう。わ鐵の場合、食事ができるポイントは限られています。神戸駅のほか、足尾銅山観光ができる通洞駅近辺くらいなので気をつけた方がいいです
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