さて外へ出ると寒いのである。
この日は気温が低い上に風が強くて大変。三脚を使い、1秒のシャッタースピードで撮った写真をまずどうぞ。
LEDを巻かれたイルミネーション役の街路樹が風で思い切り揺れているのが分かってもらえるかと思う。そんな寒い中で撮影。
点光源はぼけるとふわっと丸く光るので華やかでいい。でも光源をバックにすると、顔が暗く写る。顔は発光してないから(してたらこわいわ)。さらに街灯などがいい感じで顔に当たってくれるといいけど、なかなかそうもいかず。
かといってフラッシュを焚いちゃうと明るすぎて雰囲気が損なわれる。そんなときの小技を1つ。
見ての通り、スマホである。スマホの画面をめいっぱい明るくしてそれで顔を照らしてみたのだ。これ、ピントが顔に合いづらいときも使える。
でもスマホの画面そのままだと、ちょっと青白くなる。そこでこんなのを用意してみた。
薄いオレンジ色の画像を照明に使うのだ。そうするとちょっと赤みが出る。
こっちの方が分かりやすいかな。
スマホの画面ってそんなに明るくはないので顔から離すと効果が薄くなっちゃうけど、「いざとなったら手近なもので工夫すべし」ネタとしてどうぞ。
もうちょっと強い光が欲しいなという場合は、フラッシュを素直に焚けばよいのだけど、こういうブツもある。
アクセサリシューに取りつけられるLEDライト。
フラッシュに比べると光量は少ないので近距離でしか使えないのだが、常時点灯できるので撮る前に光の具合を見やすい、外して手に持てばいろんな角度から当てられる、いざというとき懐中電灯代わりになる、スマホの照明としても使える、静止画より動画撮影時の照明として良い、などなど持っておくと便利だったりする。できれば光量調節できるタイプがオススメ。
今回は手元にあったマンフロット社のLEDライトを付けてみた。結果はこんな感じ。
上手に使えばけっこう行けそうだ。
先ほど、スマホの画面を照明代わりに使った写真のLEDライト版もどうぞ。
本当はこんな風にその場の灯りを使えれば一番いい。光の方向を見ている感じで撮ってみた。
ちなみにこの写真の照明はこれ。
(モデル:石川彩夏 オスカープロモーション)
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