世界最大の写真関連見本市「photokina 2012」が閉幕した。数多くの新製品が登場し、各社ブースは盛り上がりを見せたが、展示会全体を見渡すと浮かび上がるキーワードがある。それが「フルサイズ」「スマホ」「ネットワーク」だ。
欧州初お披露目の製品も多数あり、盛り上がるphootkinaですが、会場の雰囲気はどのようなものか、かいつまんでお伝えします。
富士フイルムからレンズ交換式「FUJIFILM X」第2弾として登場する、「FUJIFILM X-E1」は「X-Pro1 画質」をうたうが、本当のところはどうなのだろうか? 気になるところを担当者に尋ねた。
ソニーブースでは、日本国内でも年内発売がアナウンスされたNEXシリーズの新製品「NEX-5R」と「NEX-6」が数多く実写可能な状態で展示されている、
フルサイズ向けレンズの刷新が進むタムロン。フルサイズ対応90ミリマクロとクラス最小望遠ズームの仕上がりも順調で、「オリジナリティで勝負する」との自負を見せる。
photokinaのペンタックスリコーイメージングブースでは、発表されたばかりの「K-5 II/ II s」や「Q10」、新レンズを展示中。ちょっと面白いのが「全天球レンズ」の参考展示だ。
ソニーとの提携を発表したハッセルブラッド。同社がphotokinaにて展示している、Eマウント採用の高級機「Luna」を写真で紹介する。
photokinaを前にして「α99」「DSC-RX1」「NEX-VG900」と3つの35ミリフルサイズセンサー搭載製品を発表したソニー。「世の中にないもの」を付加価値としてアピールしていく。
新たにレンズ交換式「FUJIFILM XE-1」と薄型モデル「FUJIFILM XF-1」が加わる、FUJIFILM Xシリーズ。その根底に流れる、デザイン面の「DNA」についてデザイナーが語った。
カシオ計算機ブースにはphotokinaに合わせて海外発表された新製品「EX-ZR1000」が展示されている。「全焦点マクロ」と名付けられた同社らしい、ユニークな撮影機能が目を引く。
マイクロ一眼の新製品「E-PL5」と「E-PM2」を投入するオリンパス。年末商戦に向けて各社よりミラーレスカメラ新製品が登場する中、オリンパスイメージングの小川社長は先行者としての自信を見せる。
キヤノンブースで耳目を集めていたのは、やはり発表されたばかりのフルサイズ機「EOS 6D」だが、国内未発表の「PowerShot S110」や「PowerShot G15」などPowerShotシリーズの製品も多数展示されている。
photokinaのニコンブースで注目を集めていたのは、やはり新製品のフルサイズ機「D600」だが、Android OS搭載「COOLPIX S800c」もSNSとの親和性の高さからか、手に取る来場者が多く見られた。
photkinaのパナソニックブースは発表された「DMC-GH3」を中心に、マイクロフォーサーズのレンズ交換式カメラシステム「LUMIX G」の熟成をアピールする内容が目立つ。
FUJIFILM Xシリーズを用意する富士フイルムのブースでは、国内でも発表された新型機「FUJIFILM XE-1」はもちろん、今回が世界初のお披露目となった「FUJIFILM XF-1」も展示されている。
シグマがphotkinaのプレスカンファレンスにて「Contemporary」「Art」「Sports」と題された、新たなコンセプトを提案。新提案に沿った新レンズも3製品発表した。今後のレンズ新製品はこのコンセプトに集約されていく。
パナソニックがphotokina 2012の会場でミラーレスカメラの新製品「LUMIX DMC-GH3」を発表した。シリーズ製品として初めて防じん防滴性能を備え、ローパスフィルタも刷新。解像力を高めた。
オリンパスはphotokina 2012に先立って開催したプレスカンファレンスにて、PENシリーズの新製品「E-PL5」「E-PM2」と、新ブランド「STYLUS」を冠した「XZ-2」を披露した。出席したオリンパスイメージングの小川社長はフォーサーズシステムについても言及した。
ドイツにて開催される世界最大級の写真関連機器見本市「photokina 2012」、現地からお伝えします。